チャーリーの日記帳

《おいてきぼり、やだーっ・・・の巻》



ドン・ドン・ドン、チャーリーだよ〜!

6月14日(土)

 午後からみんなでお出かけ、嬉しいな。おかあさんのおひざの上でゴロゴロ
してたら、フッと気づいた時にはデッカい駐車場。やや、ひょっとしてここは
ネズミーランド?やだ、やだ、絶対やだーっ!「ペットクラブのスタッフは皆
優しいし、周りにワンちゃんいっぱいいるから安心でしょ」っておかあさんは
言うけど、ディズニー音楽はかかってないし、ミッキー君が遊びに来てくれる
わけでもない。それより何よりボクは、おとうさんやおかあさんと離れ離れに
なるのが寂しいんだよう。お願いだから一緒に連れてってぇ。ホラもうすぐ
着いちゃうよぉ。でもなぜかボク、ペットクラブが近づいてくると入口に
向かって猛ダッシュして、ドアに体当たりしながら飛びついちゃうんだ。
「ものすごく嫌がってるくせに、どうして自分から突進して行くんだろう?」
って、おとうさん達は不思議がっているけど、ボク自身にもわかんない。
いずれにしても置いてかれちゃうんでしょっ。ウー、暴れてやるーっ!
   ・・・・・
夜になってやっと、おとうさん達が迎えに来てくれた。待ち遠しかったよぉ。
あっ、なんかいい匂いがする。ロテサリーチキンやローストポーク、それに
バジルやガーリックの香ばしい匂い、チョコレートやキャラメルの甘い香りも
プンプンだ。ボクを置いてきぼりにして、2人で一体何やってたの?ねぇ!



おいてくな〜っ!

6月15日(日)

 どうも最近、ネズミーランドへ行くと体調がおかしくなるような気がする。
「相当ストレスたまるんだろうな」っておとうさんは同情してくれてるけど、
今日も朝からおなかの調子が悪い・・・こういう時はゆっくり休むに限る、
ってお昼寝を決めこんでたら、夕方になっておとうさんとおかあさんが何やら
いそいそお出かけモードだ。ねぇねぇボクも一緒だよね。
「チャーリーはおなかの具合が悪いみたいだから、お留守番だよ」
えーっ、おなか大丈夫だよー。
「どうせ行っても、車の中に置いてきぼりだし」
それでもいいよぉ。(いやだけど)
「それにちょっと蒸し暑いから、つらいんじゃないかな」
我慢するからー。
「しょうがないなぁ。じゃ、アイスノンとお水を持ってレッツゴーだよっ」
やったーっ!わーい、わーい、一緒にお出かけ。またもやおかあさんの
おひざの上で安心してグースカしてたら、駐車場で目が覚めた。ねぇ、ボク
ほんとに置いてきぼり?ねぇってばぁ、無視しないでよー!うわぁーっ!
   ・・・・・
あっ、やっと戻って来てくれた、うれしーっ。今度は2人とも石焼ビビンバの
匂いだ。自分達ばっかり、いいなぁ、もう!そのキャラメルマキアートは
ボクにもちょっとペロペロさせてね、おかあさん。でもその前に、どうせ
ばれるから告白しちゃうけど、さっき急におなかが痛くなって、後ろの
ラゲッジエリアににょろうんちしちゃったんだ。ごめんね。
「っ・・・!」



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