チャーリーの日記帳

《ニオイ・・・の巻》



サンタさんと一緒☆
　　　９月３０日（火）

　　　「チャーリー、サンタさんとバトルして遊ぼうか〜♪」
　　　わぁーい、サンタ、サンタ、サンタバトルだーっ！
　　　あれれぇ、今日のサンタさん、なんか違う…。ニオイが変だよぉ。
　　　「ああ、今日ね、サンタさんお洗濯したのよねぇ。きれいサッパリ、丸洗い〜。
　　　　風が強かったから、気持ち良ーく乾いたよ。素敵な香りでしょ。」
　　　なぬぅぅぅ、ヤだっ、こんなのサンタさんじゃないー。このサンタもどきめっ、
　　　チャーリーズ・がぶんちょ攻撃で、根性たたき直してやる！　ガウガウーッ！！
　　　「チャーリー選手、何だか今夜はいつにも増してノリノリですねぇ。」
　　　あったりきよぉ。ヨダレいっぱいベッチョンコして、ちゃんとボクのニオイの
　　　かぐわしい、リアル・サンタに改造しなくっちゃだもんね！
　　　「何なのよぉ。せっかく久し振りに洗って、バリバリ清潔なクリーン・サンタに
　　　　生まれ変わったばっかりなのにぃ。」
　　　そんなの、よけいなお世話・いらぬお節介・ありがた迷惑〜！なのじゃあ。
　　　ほ〜ら、だんだんボクの、ボクによる、ボクのためのサンタさんに仕上がって
　　　きたよ。さ、もうひと息だ。あと３ラウンドくらいで完璧だね。ガウウゥーッ！



で、出たなぁ、嗅覚破壊兵器…
　　　１０月１日（水）

　　　なんじゃら、なんじゃら〜？
　　　「あ、君、この匂い苦手でしょ。マニキュアだから近寄らない方がいいよ。」
　　　おっ、出たなぁ、ボクの嗅覚破壊兵器だ！　凄まじいニオイなんだよね、コレ。
　　　一体全体、どーしてそんなの塗るワケ〜？
　　　「少しでもこのゴツい手をしなやかに見せたいがための、女心なのよねぇ。」
　　　ふーん。そう言えば、おかあさんの手って、すっごいゴリラ・ハンドだもんね。
　　　「ううっ、当たってるだけに、怒れない…。（涙）」
　　　でもさ、その手でなでなでされるの、ボク大好きだよ♪
　　　「そうよね。じゃ、塗っちゃおー。そうだ！　最近ワンコのヘアマニキュアって
　　　　流行ってるらしいけど、ネイルエナメルは聞いたコトないよね。チャーリー、
　　　　先駆者になってみる？　どう？」
　　　げげっ、ウソでしょー。待って、待ってぇ。ボク急いでどっかに非難するから、
　　　まだフタ開けないでぇ〜！！



なんかちょーだい。
　　　１０月２日（木）

　　　ふぁ〜、いっぱいお昼寝したもんね〜。そろそろ、チャーリー蘇える！ってか。
　　　れれれっ、台所からボクの鼻を刺激する、い〜いニオイが漂ってきた♪
　　　ひっ、おかあさん、何やってんの？　もしかして、お料理なんかしてるワケ！？
　　　「実はそーなのですぅ♪　今夜はおとうさん、家で食事するんだって。」
　　　へぇ、珍しいね。だからって、おかあさんがお料理なんて、明日嵐になりそ…。
　　　「失礼だわねっ。お料理はキライだけど、やればちゃんとできるんだから。」
　　　ふーん。で、何作ってんの？　あっ、炊き込みご飯だねー。でもコレってさ、
　　　《炊き込みご飯の素》入れるだけでしょ。
　　　「お味噌汁だって作るし、卵だって。あっ、ウィンナーも焼いちゃおうかな。」
　　　えっ、ウィンナーソーセージ！？　くれーっ、くれーっ、くれーっ！
　　　「じゃ、ちょこっと匂いだけ嗅がせてあげる。ほれほれ、いい匂いでしょ〜。」
　　　ヒ、ヒドイ…。鬼のような母だ。いたいけな犬相手に、オトナ気なさ過ぎるぅ。
　　　コレって、《動物の愛護及び管理に関する法律》の虐待罪じゃないのぉ…？



《日記帳２００３年ＴＯＰ》