チャーリーの日記帳

《キャブ登場!・・・の巻》



怖がり疲れちゃった・・・ ZZZ
   10月18日(土)

   「チャーリー、ほら、キャブちゃんだよぉ♪ さ、ご対面〜。」
   うわッ、なんじゃこのチビすけー!? う、動いてるよぅ!!
   「チャーリー、今日からお兄ちゃんだよ。キャブちゃんと仲良くできるよね。」
   え、えーっ、ヤだよ、コワいよーっ! こっち来ないで、わぁーっ、助けてー!
   「何そんな隅っこでビビッちゃってるの? こんなに小さくて可愛いのにぃ。」
   コレ、一体なに者ー!? 電動キャロルやねじ巻カバ丸よりも、すっごい勢いで
   走りまわってるよぅ。ヒィーッ、ソファによじ登ろうとしてるじゃんかぁ。
   「チャーリー、ソファから降りられなくなちゃったみたい・・・。」
   「どうしたんだよ、チャーリー。尻尾固まってるぞぉ。」
   だって、だって、こんなにすばしっこいオモチャ見たコトないんだもん(涙)。
   「君と同じキャバリアのワンコなのに。」
   ウソでしょー。キャバリアはもっと優雅で上品で物静かなハズだよ。
   「チャーリーだって赤ちゃんの時は、ビュンビュン飛び回ってたんだよぉ。
    でも確かにキャブの方が、君よりもちょこっと暴れん坊かもね。」
   ううぅー、このチビすけ見てると、目が回りそうだ・・・。



それ以上こっち来ないでよ〜
   10月20日(月)

   ふぁ〜、おはよ。今日はゆ〜っくりの〜んびり安眠できたのだぁ。なんたって、
   おとうさんとおかあさんと一緒に、一晩中仲良くベッタリだったんだもんねー。
   あのチビすけの鳴き声にもジャマされずにすんだし・・・。
   「ん〜、チャーリー、おはよう。君、重くってマイッちゃったよ、もう。」
   ふぉッ、ふぉッ、ふぉッ。おかげ様でボク、少しだけ元気になれたかも。
   でも、今日もきっとチビすけは大騒ぎなんだろうな。あ〜あ、ユーウツ・・・。
   「チャーリー、一緒にキャブちゃん起こしに行こうよ。」
   い、いや、ボクは遠慮しときます・・・。急いでソファに非難しなくっちゃだ!
   <キャブ>「おにぃちゃ〜ん、チャーにいちゃーん、おはよ〜〜〜!」
   ふぇーん、来ちゃったよぅ。お、お、おは・・・。でもでも、それ以上こっちに
   よじ登って来ないでよね。お願いしますぅ、近寄らないでェ〜。怖ひよ〜っ!
   ボクちん、世界でも屈指の“スーパーへなちょこ犬・チャーリー”なんですぅ。



新しい食器で、2匹仲良く (?)
   10月22日(水)

   「お買い物に行くんだけど、チャーリー、一緒に行く?」
   行く行くぅ! チビすけとふたりっきりでお留守番なんて、ゾーッとするもん。
   「キャブの食器買わなくっちゃなのよね。」
   えっ、チビすけばっかり、いいなぁ〜。ボクにも何かおいしーモノ買ってよぉ。
   「でも、キャブのために買った物なんて、ほとんどないんだよ。オモチャだって
    キャリーだって、みんなチャーリーのお古なんだから。食事の時間も今までは
    別々だったから、君の食器借りてたけど、今日から一緒にするし、食器くらい
    キャブ専用の物を用意してやらないとね。ついでに君のも新しくしようか?」
   ちぇっ、ボクのは“ついで”なんだ…。いいんだよ、別に、フンだっ…。どうせ
   おかあさんはチビすけの方が可愛くって、しょーがないんだもんね。ここんとこ
   ボクのことなんて放ったらかしなんだからぁ。
   「チャーリーが勝手に、ソファの隅っこでイジケてるだけじゃない。なでなで
    しようと思ってオイデって言っても、なかなか降りて来ないくせにぃ。」
   だって、ソファから降りると同時に、チビすけが爆走突撃してくるんだもん。
   ねぇ、どーにかなんないの? あのウルトラハイパーエイリアン怪獣…。



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