《シャンプー・・・の巻》
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11月29日(土) |
<母>「キャブ〜、さ、シャンプーするよぉ。初めてだけど、ビビんないでね。」 <キャブ>「あ〜れ〜え〜〜っ。お、おかあしゃん〜、何するでしゅかぁ〜!?」 キャブ坊も、とうとうシャンプーの洗礼を受ける時が来たようだ! なのだ。 <母>「ほぅら、ブクブク・ゴシゴシ・ヌルヌル・ジャージャー。楽しいねぇ♪」 <キャブ>「□▼○★◎■△●☆◆□▲○★??? ブルブル・ガタガタ・・・」 へへぇ、キャブ坊ってば、普段も貧相なチビすけだけど、こんなグッショリだと、 ますますトリガラだなぁ。そんなに暴れないで、早く乾かしてもらいな。ひひひ。 <母>「次はタオルで拭き拭きして、ドライヤーかけようねぇ。」 <キャブ>「寒い・怖い・気持ち悪いでしゅー。どーにかして下しゃいーっ!」 でも、キャブ坊は毛がつるっパゲだから、うらやましいくらい速乾だね。 <母>「はい、おしまい〜。キャブ、よく頑張ったね。キレイになったよぉ。」 <キャブ>「ふぅ、やっと終わったでしゅねっ。うりゃー、遊ぶじょーっ!」 何されても、ヘコタレないヤツだなぁ、まったく…。それにしても、キャブ坊、 今までの赤ちゃんくささが消えちゃったね。ってゆーか、ボクとおんなじニオイが するんだけど…。やっぱり、キャブ坊って、ほんとにワンコだったってコト…!? |
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12月1日(月) |
今日もまたまた雨降りなのだ…。ビショ濡れになるのは、そりゃイヤだけど、でも お散歩に出してもらえるだけ、ラッキーだと思わなくっちゃ。えっ、もしかして、 キャブ坊も連れ出しちゃうつもりぃ? この雨の中ぁ? 大丈夫かなぁ。 <母>「キャブにも、自然の素晴らしさ・厳しさ、いろいろ体験させなくっちゃ。 さ、キャブ、お兄ちゃんのコート借りて、雨降りのお散歩だよ〜。」 <キャブ>「ありり、冷たいじょ…。何でしゅか? またシャンプーでしゅか? なんか違うじょ。でも、お耳もアンヨもビチョビチョでしゅーっ。」 さすがに最初は立ち竦んでたけど、すぐ、ボクにベッタリくっついて来ちゃった。 やるなぁ、おぬし…。ただ、そのコート、やっぱり大き過ぎなんじゃないのぉ? あんまりダブダブだから、ほら、手が引っかかっちゃったよっ! <キャブ>「うわ〜ん、引っくり返っちゃったでしゅ〜〜〜!」 <母>「きゃー、キャブ〜! ドロンコまみれじゃないのぉ! イヤ〜ん!」 あれま、タイヘンだ…。ところで、ボク、ウンチしたくなっちゃったんですけど。 <母>「えーっ、またぁ!? 傘さしてリード2本持って、ウンチ処理なんて…。 あー、よっこいしょ。もう二度と、雨降りのお散歩はゴメンだわっ!!」 おかあさん、キレちゃったよぉ…。ボクがウンチ我慢しとけば良かったのかなぁ。 |
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12月2日(火) |
ねぇねぇ、おかあさん。キャブ坊がトイレにこもったっきり、出て来ないよぉ。 <キャブ>「う〜ん、困ったじょ。ウンチがなかなかポットンしないでしゅ〜。」 <母>「どれどれ、出て来てオシリ見せてごらん。あ〜っ、君、ロープの端っこの 硬いトコ食べちゃったでしょ。オシリの出口で詰まっちゃってるわ。」 何でも食べちゃうキャブ坊らしいや…。でも、こんな大変なコトになるなんてね。 <母>「キャブ、ちょっとジッとしててね。糸が少し出てるから、引っ張るよぉ。 痛いかもしれないけど、我慢して。ほぉら、こんな塊が出て来たよ〜!」 <キャブ>「なんか、オシリが変な感じだじょ…。でも、スッキリしたでしゅ。」 <母>「じゃ、オシリの周り、ガビガビになっちゃったから、ムースシャンプーで キレイにしなくっちゃだわ。ふぅ…。」 いろいろ世話の焼けるチビすけで、おかあさんも苦労するよね。 <母>「慣れてるから大丈夫、ご心配なく〜。チャーリーだって赤ちゃんの頃は、 想像もつかないような事、やりまくってくれたもんね。」 そーだったかな…。でもボクは、キャブ坊ほどおゲレツじゃなかったハズだけど。 キャバリアたる者、常に優雅&お上品であらねば。ま、キャブ坊には無理かもね。 |