チャーリーの日記帳

《知らなかった・・・の巻》



2段ベッドで仲良く…
   12月9日(火)

  おかあさん、ボクのベッド、どーするつもりぃ? そろそろ寝たいんですけどぉ。
   <母>「キャブもこのベッドに乗りたがってるから、2段にしようと思ってね。」
  うへぇ〜、コレって、そんな事できちゃうんだぁ。知らなかった…。
   <キャブ>「わ〜い、2段ベッドに変身したじょ。ボクもココで寝るでしゅ〜♪」
   <母>「ね、チャーリーもキャブも、ちょっと乗ってみてぇ。どう、いい感じ?」
  別に、ボクのスペースは今までと変わらないから、これで全然問題ないんだけど。
  でも、な〜んか、キャブ坊に下から襲われそうな気が…。
   <キャブ>「チャー兄ちゃん、ボク、お隣に越して来たキャブと申しますでしゅ。
        今後とも、よろしくなのでしゅー! お兄ちゃ〜ん、ペロペロ〜。」
  ホラ、来たーっ! 君の気持ちはよ〜く分かったから、寝る時は静かにしてよね。
  お願いだから、絶対にボクの安眠妨害しないでよっ。
   <キャブ>「了解でしゅ。ボクのベッド♪ ボクのベッド♪ さ、寝るじょー!」
  いずれは、このチャー・エリアも乗っ取られそうで、どーも、落ち着かないなぁ。
  ま、寝ちゃえば気にならないだろうから、とっとと寝よ。ん〜、でも気になるぅ。




 『 恍惚の犬 』
   12月10日(水)

   <母>「今日ね、すずちゃんママから、気持ち良くなるツボを教わったんだけど、
      ちょっと試してみようか。」
  ツボ〜? 何なのそれ〜? ま、気持ちが良くなるんなら、いいけど…。
   <母>「まずは、尻尾の付け根をプッシュ・プッシュ。いかが〜?」
  あれぇ、な〜んか、気持ちい〜〜〜かもぉ。
   <母>「じゃ、次。これは、ど〜よ? 前脚の付け根をモミモミモミ。」
  あのぅ、ちょっとぉ、ふにゃふにゃ〜。ボク、恍惚の世界を漂っておりま〜すぅ。
   <母>「これ、すごい効き目だわねぇ。チャーリー、目がトロ〜ンって感じよ。」
   <キャブ>「お兄ちゃん、デレデレになってるじょ。ど〜しちゃったでしゅか?」
   <母>「ん、キャブも試してみる? ほ〜ら、ほ〜ら、気持ちいいでしょ。」
   <キャブ>「??? それより、ボクちゃん、ボールで遊ぶでしゅーっ!」
  お子ちゃまなキャブ坊には、まだこのツボ・パワーの凄さ、分かんないんだよ。
  でもボクも、ツボ押しでこんなに極楽気分が堪能できるとは、知らなかったなぁ。
  ねぇ、おかあさん、もっと続けて〜。ボクちん、すっかりハマっちゃったかも…。




はい、ポーズ…?
   12月11日(木)

   <母>「チャーリー、キャブ〜、新しいカメラで写真撮るよぉ。はい、ポーズ♪」
  えーっ、新しい? それ、いつもと同じカメラじゃん。
   <母>「同じモデルなんだけど、おNEWなのよ〜ん。嬉しい〜!」
  一体、どーゆーコト?
   <母>「前のカメラ、調子が悪くなったからお店に持ってったら、修理に1ヶ月も
      かかるって言われたの。でも、年末年始でカメラは必需品でしょう。」
  うんうん。それに育ち盛りのキャブ坊の写真も、撮りまくらなくっちゃだもんね。
   <母>「そうなのよぅ。で、保障期間内だから代用品を貸してくれとか、いろいろ
      ブーブー文句言ったら、新品を取り寄せて交換してくれたの。」
  おかあさんって、気が弱いくせに、いざ怒るとおっかないからねぇ…。
   <母>「別に怒ってないよ。でも、こんな対応策があるとは知らなかったわぁ。」
  何事も言ってみるもんだね。それで、その新しいカメラだと、ボクちん、ますます
  カッコよく撮れるワケ?
   <母>「ま、それなりに。あっ、この件は特別の措置らしいから、ご内密にね。」
  げっ、今更そんなコト言われても、もう日記に書いちゃってるし…。ど〜しよぅ。
  コレ読んじゃった皆さ〜ん、カメラ交換の件は、ここだけの話にしておいてね〜。




《日記帳2003年TOP》