《ラッキー♪・・・の巻》
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12月16日(火) |
ややっ、こいつは、やけにソソられるニオイがするのだっ。ちょこっと、拝見〜。 <母>「寒くなって来たから、お散歩用のブーツがあるといいなぁ、と思ってね。 ちょうどバーゲン価格で、ラッキー♪ だったのよん。」 そっかぁ、ウシのニオイか。でも、お肉じゃなくて皮なのねん…。あぁ、残念…。 でもさ、ボクやキャブ坊は、この寒さの中、靴下も靴も履かずに裸足なんだよね。 そこんとこ、どーなのよ。世の中に、ワンコ用の靴ってないのかなぁ? <母>「雨や怪我の時用の靴は、見かけた事あるんだけど。そうよねぇ…。君達も 靴を履けば、お散歩後に、いちいち足を洗う必要がなくて、楽かもね。」 そうそう。ただ…、芝生とか土の心地良い感触や、枯葉溜りのシャリシャリ感は、 ナマ足じゃないと味わえないんだよねぇ。それに、ボクらは足が4本もあるから、 靴を履いたり脱いだりするのに、エラい手間取っちゃって大変かも。なんたって、 ボクとキャブ坊、合わせて8本も足があるんだから、日が暮れちゃうよね。 <母>「それもそうだ…。足を洗った方が手っ取り早いわ。」 ってコトで、明日も元気に、裸足でお散歩するのだ〜っ♪ |
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12月17日(水) |
あ〜あ〜、またキャブ坊が、ウンチ喰い散らかしてるよぉ。トイレの中は、見事に グッチャグチャのしっちゃかめっちゃかだもんね。ボク、知〜らない…。 <母>「げっ! またかぁ…。キャブ〜、こっち、おいで。」 <キャブ>「は〜い。オシリ拭くでしゅね。おかあさんのおマタに顔突っ込んで、 ど〜じょ〜。オシリを拭き拭き〜。えっ、お口もでしゅかーっ?」 <母>「ほらっ、口の中まで茶色くなってるでしょー! このまんま遊ばれたら、 オモチャがみ〜んな、ウンチだらけになっちゃうじゃないのっ。」 へへへっ、やられてるよ。ボクには経験ないからなぁ。でも、めっちゃウマそうに 食べてるんだよね、いっつも。おかあさんが見てないと、ラッキー♪って感じで、 ベロベロ・バクバク…。まったく、何考えてんだかなぁ。 <母>「先生は、ウンチした後すぐにトイレから出て来させて、ご褒美をやると いいって言うんだけど、四六時中、監視してるわけにもいかないしねぇ。 チャーリーが、キャブのウンチ喰いを注意してくれると、助かるのに。」 ボクだって、朝寝・昼寝・夕寝・夜寝… と極めて多忙な身なんだよね。そんな、 キャブ坊のお守りをしてる余裕なんて、ないのだっ。さ、また寝なくっちゃ〜。 |
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12月18日(木) |
あれぇ、おかあさん、お帰りぃ。ずいぶん遅かったねぇ。 <母>「おいおい…。出かける時は、2匹とも引っくり返って爆睡してたくせに。 見送りもなしで、寂しかったわよぅ。で、出迎えはキャブだけじゃん。」 まぁまぁ〜。それで、お出かけ楽しかった? あ、…でもなさそうだね。 <母>「それがさぁ聞いてよ、もう! 大渋滞でまいっちゃったわよっ。」 ふ〜ん。それは、アンラッキーだったね。でも師走なんだから、しょーがないよ。 <母>「どうして年末って混むのかしらねっ。家でジッとしてるのが一番だわ。」 ただでさえ出不精なくせに、あんまり家の中にこもってばかりいると、ますます 地味な生活になっちゃうよ。 <母>「余計なお世話だわね。ところで、キャブ〜、悪さしてなかったぁ?」 <キャブ>「ボクちゃん、とってもいいコで、おるしゅ番してたのでしゅ〜。」 って、ウソつきぃ。おかあさん、トイレの中よ〜く見てごらん、ほらぁ。しっかり 茶色い形跡だけ、残ってるでしょ。プププッ。 <母>「ありゃりゃん…。全部、食べちゃったのね…。ふぅ〜。」 |