チャーリーの日記帳

* 2004年 / 02月 *

                                                     《日記帳TOP》

29日(日)  ミ〜ル〜ク〜
28日(土)  ヤギなキャブ
27日(金)  シャンプータイム
26日(木)  ガム♪
25日(水)  ワンズトイレ
24日(火)  フードが届いた!
23日(月)  ぬいぐるみのオペ
22日(日)  きゃばんけん
21日(土)  チャーリーズ暴動
20日(金)  オモチャ
19日(木)  おねしょの話
18日(水)  キャブ出血の真相…?
17日(火)  リサイクルリボン
16日(月)  スリーピングプリンス
15日(日)  休日の午後
14日(土)  チョコの思い出
13日(金)  あこがれ
12日(木)  満身創痍
11日(水)  みんなでお出かけ
10日(火)  バーゲン
09日(月)  ヤク…!?
08日(日)  真夜中の出来事
07日(土)  越冬試練
06日(金)  耳ジャブ
05日(木)  春の眠り
04日(水)  早食い決戦
03日(火)  流血バトル
02日(月)  またお散歩パス〜!?
01日(日)  ひとり占め




ミルク見張り番
   2月29日(日)

  休日の朝は、おとうさんが食後のコーヒーを飲み終わると、ボクらのミルクタイム
  で〜す。今、おかあさんがワンズ・ミルクをテーブルに用意してくれたよ。でも、
  おとうさんは、じ〜っくり新聞を読みながら、の〜んびりコーヒーを味わうから、
  まだまだ先は長いのだ。目の前には、ほんのり甘〜い香りの、真っ白なミルク…。
  う〜っ、早くしてよぅ。そんな世界情勢や政治経済なんか、ど〜でもいいじゃん。
  新聞を読んだからって、我が家に何らかの幸運がもたらされる訳じゃないでしょ。
   <キャブ>「ボクちゃん、眠くなってきたじょ。果報は寝て待ちましゅ。グゥ。」
  いいなぁ、ノンキで。ボクだって眠いのにぃ。でも、ここで寝ちゃイカンイカン。
  何たって、おとうさん…。昨夜、眠れなくなったとかで、真夜中に靴を磨いたり、
  入浴したりしてて、すっごい寝不足らしいのだ。ボクがちゃんと見張ってないと、
  おとうさんまで寝ちゃうかも。そしたら、ミルクが飲めなくなる…? 困るぅ〜!
  おとうさん、まだぁ? こっそり寝てんじゃないのぉ? 蹴り入れちゃうよ〜っ!




診察前 : ハラハラ・ドキドキ・ビクビク…
   2月28日(土)

  苦手な病院…。やっとボクの検診が終わって、次はキャブ坊。聴診器の出番だよ。
   <母>「先生、キャブのお腹、妙な事になってませんか? 実は昨日のお昼過ぎ、
      キッチンペーパーのロール芯を、丸ごと食べちゃったみたいなんです。」
  え〜〜っ!? アレって、トイレットペーパーの芯の2倍はあるじゃん〜〜っ!!
   <先生>「ちょっと待って下さいよぉ。本当に全部食べられるものですかねぇ。」
   <母>「少しだけ齧らせるつもりだったのに、そろそろ取り上げようと思ったら、
      跡形もなく消え去ってたんですぅ。どこを探しても見つからなくて…。」
  そう言えば…、昨日のお昼寝中、いやに騒々しくって目が覚めちゃったんだよね。
  おかあさん、血相変えて何か探し回ってたんだけど、そういう事だったんだぁ…。
   <先生>「もしかしたら、チャーリーも一緒に食べたって事は…、ないですか?」
  だから〜、ボクはグ〜スカ寝てたんだってばぁ。それに、ボクは美食家なのだっ。
   <母>「特に嘔吐や下痢はしてないんですけど、一応、消化剤だけ飲ませました。
      今朝、白っぽくて硬そうなウンチを大量にしてましたから、ボール紙…、
      やっぱり食べちゃったんですよね、きっと…。もう、ビックリですぅ。」
  おかあさんが、オモチャ代わりにって、空箱やケースなんかで遊ばせるからだよ。
   <父>「自分のウンチまで食べちゃうヤツだもんな。そりゃ何でもウマいだろ。」
   <先生>「まだお腹の中には、かなり硬めのウンチが溜まってるみたいですけど、
       ま、大丈夫でしょう。薬も要りません。でも、気をつけて下さいよ。」
  結局、キャブ坊のお腹は異常なしだってさ。ボクと違って、胃腸が丈夫なんだな。
  と言うか…、紙を大食してもヘッチャラなんだから、前世はヤギだったのかもね。




ジャブジャブされたでしゅ…
   2月27日(金)

   <チャー>「お散歩、楽しかった〜&くたびれた〜。たいてい、シャワーの順番は
        キャブ坊が先だから、ボクは玄関で、しばしの休息タイムなのだ。」
   <母>「チャーリー、今日は君が先。キャブはシャンプーするから、後回しよ。」
   <チャー>「ん、そ〜なの…。キャブ坊、頑張ってねん。じゃ、お先に失礼〜。」
  そ〜ゆぅワケで、今日の日記はボクちゃん、キャブが担当しま〜しゅ。でもぉ…、
  シャンプー、好きじゃないでしゅ、ボク…。おかあしゃん、とっても乱暴だから、
  お耳を引っ張ったり、お鼻に泡ブク突っ込んだり…、いっつも泣かされてましゅ。
  2週間おきに、こんなヒドい目に会わされてるなんて、我ながら可哀想だじょー!
  おまけに、震え体質のボク。怖い〜寒い〜で、終始ブルブルガタガタしてるのに、
  おかあしゃんは、何故か一人で楽しそう〜。無惨極まるボクの姿を写真に撮って、
  喜んでましゅ…。お願いでしゅから、ドライヤーで乾かして下しゃい〜、早くぅ。
  でも、この、ウェット&ワイルドなボクも、かなりイケてると思いましぇんか〜?




ガム齧ってましゅ〜♪
   2月26日(木)

  オヤツだよ〜ん♪ ガムガム・クチャクチャ。おいしかったぁ、ごちそうさま〜。
  おっ、キャブ坊、まだ食べてるぅ。最近は彼も、ハード&ロングなガムなんだね。
   <母>「キャブも、だいぶ歯が生え揃ってきたし、固いモノ大好きなんだもん。」
  でも、ゴハンは丸飲みしちゃうから、すっげー早ワザで食べ終えるのに、さすがに
  ガムは、てこずってるみたいだね。何ならボク、お手伝いしてあげてもいいけど。
   <キャブ>「ケッコーでしゅ! ほっといて下しゃいっ! ダダダーッ!!」
  あ〜あ〜、しっかりガムだけ咥えて、お部屋の隅に逃げ込んじゃったよ。
   <母>「チャーリー、ちょっかい出さないの。キャブが落ち着かないじゃない。」
  ボクだって、本気で奪い取ろうなんて、思ってないのにな。
   <母>「でも、スキあらば…って、狙ってたでしょ。」
  まぁね。だって、キャブ坊は労力半減&ボクは2度おいしいで、一石二鳥じゃん。
  何か悔しいなぁ。今度から、ボクもゆ〜っくり食べよっと。って、無理だよねぇ。




い〜っぱい、したもんね。
   2月25日(水)

   <母>「チャーリー、おはよぅ〜。真夜中にオシッコしたのね。珍しいじゃない。
      それにしても、君が使ったトイレって、見事なまでに真っ黄っ黄だわ。」
  昨日、お水を飲み過ぎちゃったみたい。お散歩の時まで、オシッコ我慢できそうに
  なかったんだよね。久し振りに、スッキリサッパリ気分で、朝を迎えられたのだ!
   <母>「昨日は一日中、妙にハイテンションだったもんねぇ。夜のサンタバトルも
      すっごい盛り上がりようだったし、ノド渇いちゃったんだわ、きっと。」
  少し暖かくなったせいなのかなぁ。何だか体中のパワーがみなぎってきて、無性に
  闘志が沸いちゃったんだよ。だから、サンタさんをコテンパンにしてやったのだ!
   <母>「君と一緒に大騒ぎしてたおかげで、唯一楽しみにしてるドラマのラスト、
      見損なっちゃったんだから。結局、草ナギくん、どうなったんだろ〜?」
   <キャブ>「おかあしゃん! そんな事より、トイレシーツ取り替えて下しゃい!
        お兄ちゃんのオシッコの強烈なニオイで、鼻が曲がりそうでしゅ!」
  何だよ、失敬だなぁ。キャブ坊のオシッコだって、最近めっちゃ生意気なニオイを
  放出しまくってるくせにぃ。だいたい、キャブ坊って鼻詰まりじゃなかったっけ。
  んっ、鼻曲がりなの? えっ、へそ曲がり!? あん、もぅ、ど〜でもいいや…。




この中に、うまうまフードがーっ!
   2月24日(火)

  あ、宅配便だ。むむっ、コレはっ!? ニオうニオう〜、おれ様のフードだあっ!
  ぜ〜んぶ食べてやるぅー! 誰もジャマしないでよねっ。バリバリガリガリーッ!
   <キャブ>「わ〜お〜。おウチの中では、いっつも寝ぼすけなチャー兄ちゃんが、
        野獣になっちゃってるぅ。サンタしゃんバトルよりスゴイかも〜。」
  この袋、固くて喰いちぎるの大変なんだよっ。ボケッとしてないで、手伝えーっ。
   <キャブ>「ジャマするなって言ったじょ。ボク、ギャラリーに徹するでしゅ。」
  つべこべ屁理屈こねるなっ。ま、いいや。一人で頑張る&一人で食べるのだーっ。
  この時の為に力を温存していたと言っても、過言ではないのだから。ガブリーッ。
   <キャブ>「そんな必死になるほど、いいニオイしましゅかね…? それよりも、
        袋の切れっぱしの方が、おいしそ〜だじょ。それ、いっただき〜。」
  この芳香を嗅ぎ分けられないなんて、キャブ坊の鼻、詰まってんじゃないのぉ!?
  ほんとにワンコ? もしや、花粉症? そんな事より、早くやっつけなくっちゃ。
  おお〜、やっと外袋の大破に成功〜っ! いよいよメインバッゲージに突入〜っ!
   <母>「チャーリー、もう、おしまいよ。穴開けられる前に、しまわなくちゃ。」
  ヒドい〜。こんなんじゃ、中途半端な不完全燃焼だよぉ。あぅ、ボクのゴハン〜。




オモチャだらけ〜♪
   2月23日(月)

  不器用かあさんの苦手な、お裁縫タイムだよ。ソーイングボックスは、ちんま〜い
  オモチャがいっぱい詰まってるから、キャブ坊にとっては、まるで☆宝箱☆だね。
   <母>「ほらほら、危ないわよ〜。そんなに顔突っ込んでると怪我するってばっ。
      針で鼻ブシュー&ハサミで耳チョッキーンしちゃっても知らないから。」
   <キャブ>「その糸、チュルチュルしたいじょ。あぁ、ダメでしゅか、はい…。」
   <母>「ボタン付け終了〜。ついでに、キャブがボロボロにした、ぬいぐるみ達の
      手術でもしちゃお。ドンちゃんに、ベロチューに、ピョン太に、・・・」
  手術待ちの患者が多過ぎて、おかあさん、いささかウンザリ気味。ちゃ〜んと傷を
  塞いでおかないと、すぐに腹綿ほぢくり出して、食べちゃうもんね、キャブ坊…。
  せっかく傷口を縫合しても、どうせまた血みどろバトルの果てに割腹させられて、
  いずれは手の施しようがなくなっちゃうんだろうけどね。うぅ、げに恐ろしや〜。
  わっ、おかあさん、自分の指ブシューして出血! ほんと、ぶきっちょな人だ…。




番犬稼業もラクじゃないじょ…
   2月22日(日)

   <キャブ>「ヴ〜ヴ〜ヴ〜、ファンファンファン(ワンワンワンのつもり)〜。」
  ねぇねぇ、キャブ坊が庭に向かって、何やら怒ってるみたいなんだけど、一体…?
   <母>「午後から風が強くなったせいで、お庭にいろんな物が飛んで来たのよね。
      どこから舞い込んで来たんだろ〜、あのポリ袋。フワフワ踊ってるぅ。」
  キャブ坊にとって、《踊るポリ袋》は要警戒物体らしいや。さっきから、ず〜っと
  唸りまくりの吠え続けで、まるでキャバリアらしからぬヤツなのだ。おいおい〜、
  番犬にでもなったつもり? まだ声がお子ちゃまだから、全く迫力はないけどね。
   <母>「オス犬相手専門でガウガウしてるチャーリーよりは、役に立ちそうよ。」
  フ〜ンだ…。あ〜あ〜、おかあさん、面白がっちゃって、ビデオ撮影に夢中だよ。
  いっそのこと、キャバ界きっての番犬でも志したら? 将来有望だったりしてね。
   <キャブ>「でも、もう疲れたでしゅ。番犬やるのも、ラクじゃないのでしゅ。」
  一朝一夕ではムリムリ。石の上で三年も粉骨砕身すれば、君も一人前の番犬だよ。




ピクニックエリア
 2月21日(土)
ペットクラブ前

   <キャブ>「ネ〜ズミ〜ラ〜ンド〜でちゅうちゅうちゅう〜♪ わーお、あっちで
        シェルティちゃんやコーギーちゃんが、お散歩してましゅよ〜ん。」
  キャブ坊、完全に浮かれちゃってるし…。バッカだねぇ。この後、置いてきぼりの
  運命が待ってるってゆぅのに。魔のペットクラブに強制連行されちゃう、ボクら。
  ほらほら、到着したじゃんかーっ。よーっしゃ、いつも通り、やったるでーっ!!
   <キャスト>「じゃ、おっきいワンちゃんの方から、お部屋にご案内しますね。」
   <父>「チャーリー、暴れるなって! 上のケージにヨイショっと。じゃあな。」
  おとうさん、おとうさ〜ん! 置き去りにしないでってばーっ! ウガウガーッ!
   <母>「次はキャブよ。あ〜ら、今日のケージはチャーリーの隣だわ。お向かいは
      可愛いヨーキーちゃんだし。良かったじゃないの、キャブ。じゃあね。」
   <キャブ>「おかあしゃん、ボク、ココ嫌いかもでしゅ〜。置いてかないで〜!」
   <母>「チャーリーの大騒ぎが、キャブにまで伝染しちゃったじゃないのよぉ。」
  キャブ坊にも、ようやくココの、冷酷非情なシステムが分かってきたようなのだ。
  同類相憐れむ、と言うか、ま、何とか君も無事でいてくれたまえ。アディオ〜ス!
  なぁんて、余裕かましてるバヤイじゃないのだっ。早くココから出しやがれーっ!
  ギャースカギャースカ、ギャンギャンギャ〜ン! ちっくしょーっ! フェンスに
  鼻、突っ込んでやるーっ、ブヒョブヒョブヒョー! 体当たりで、ドッスーン!!
  次は引っかき攻撃ーっ、ギャリギャリギャリー! まだやるぞーっ、うりゃあ〜!
  (チャーリー怪獣のケージ内暴動・TDLより実況中継中・・・)




ねぇ、ほんとに楽しいの?
   2月20日(金)

   <キャブ>「お昼ゴハンたっぷり食べて、大満腹&大満足〜! お昼寝タイムまで
        いっぱい遊ぶじょ〜。ガリガリ…。ボクちゃん、楽しいでしゅ〜♪」
  こんな空き箱までオモチャにしちゃって、何が面白いんだろぅ。でも、このウチは
  深刻な経済的事情とかで、そうそう新しいオモチャを買ってやれないらしいから、
   <母>「どんなガラクタでも、思いっきり遊んでくれるし、ほんと助かるわぁ。」
  なんて、おかあさんは喜んでるよ。ま、ぬいぐるみだって、可愛くてキレイなのは
  最初の一瞬だけ。どうせ、すぐボロボロになっちゃうから、もったいないもんね。
   <キャブ>「そんなに見つめちゃってぇ。お兄ちゃんも一緒に遊びましゅか〜?」
  いや、遠慮しとく…。ボクはひと足先に、お昼寝タイムに突入しちゃうのだ〜っ。
  その空き箱の後は、ティッシュペーパーの空きボックスが、お待ちかねらしいし。
  せいぜい一人で楽しんでよ。おかあさん、お掃除タイヘンそうだね。うひひ〜っ。




おねしょ? 知らない知らない…
   2月19日(木)

   <キャブ>「お兄ちゃん、一応おはよ。お休み中のところ大変失礼いたしましゅ。
        ボクもまだ眠いから、ぬくもりを少し分けて下しゃいな。ベタ〜。」
  ふぁ〜、ねぶ〜。な〜に〜。どうしたって〜の〜。
   <キャブ>「おかあしゃんが、ボクの掛け毛布を、お洗濯するからって、いきなり
        引っぺがしたでしゅ。敷き毛布だけのベッドじゃ寒いんでしゅ…。」
   <母>「あらら、ごめん〜。まだ起きないのね…。キャブの毛布、ちょこっとだけ
      オシッコらしきシミがついてたから、すぐ洗濯しなくっちゃと思って。」
  へっへへ〜、キャブ坊ってば、オネショしちゃったんだ〜。恥っずかしいヤツ〜!
   <母>「オネショじゃなくて、トイレの直後ベッドに潜り込んじゃったらしいの。
      チャーリーなんて、本当にオネショした事あるくせに。笑っちゃうわ。」
  な、な、なんですとーっ!? それは聞き捨てならない逸話なのだっ。
   <母>「まだ君がチビワンコの頃よ。お昼寝中に、オシッコがポタ〜ッポタ〜ッて
      滴ってたから、慌ててトイレに連れてったじゃない。忘れちゃったの?」
  う、形勢マズくなってきた…。こりゃ、知らぬ存ぜぬを決め込むしかないのねん。




むむ、怪しいニオイだじょっ!
   2月18日(水)

  ボクらワンコは、洗面所への立ち入りも、固〜く禁じられているのだ。お散歩後に
  お風呂場を使う時だって、おかあさんの抱っこで運ばれるから、洗面所は素通り。
  それなのにぃーッ! キャブ坊が今まさに、その戒律を破ろうとしているぅーッ!
   <キャブ>「ヘンだじょ! この洗面所…、何やら不穏な空気が漂うでしゅー!」
   <母>「あぁ、ドンちゃんのニオイねぇ。また、キャブとのバトル中、血まみれに
      なっちゃったから、洗おうと思ってラックの上に放り投げといたのよ。」
  えっ、キャブ坊の乳歯、まだ抜けきってなかったの? ちょっと、おかしくない?
   <母>「抜け始めてから、もう丸々2ヶ月経つものね。ただ、歯はどこにも落ちて
      ないの。歯磨きの時にチェックしても、抜けた形跡が見当たらないのよ。
      まさか喀血したワケじゃないだろうけど、よく分かんないわ…。」
  おいおい〜、そんなんでいいのぉ? 大丈夫かなぁ。以前のおかあさんだったら、
  即、病院に駆け込んでたハズなのに、こりゃまたノンキになっちゃったもんだね。
  ま、そのくらいデ〜ンと構えていてくれた方が、ボクちんとしては助かるけどさ。
  それにしてもキャブ坊、やっぱり歯抜けだよね。多分、飲み込んじゃったんだよ。
  再生カルシウムの摂取法としては、極めて合理的だと思うけど…。でも、うげ〜!




オモチャ&リボン
   2月17日(火)

  あ〜、おかあさんの貧乏くさい擦り切れズボン、とうとう穴開いちゃったんだね。
   <母>「このまま捨てるのも惜しいから、キャブのオモチャでも作ろうかなぁ。」
  またしてもキャブ坊か…。いっつもいっつもキャブ坊ばっかり。てやんでぃ〜っ!
   <母>「だって、チャーリーは、もうオモチャなんか喜ばないじゃないのぉ。」
  そうだけどさぁ。たまにはボクのためにも、時間と労力費やしてくれたってえぇ。
   <母>「じゃ、君にはリボン作ってあげるわ。今日、ハイちゃんやクラちゃん達が
      お耳に素敵なリボン付けて、ものすごく可愛くなってたでしょ。だから、
      チャーリーも、オシャレなイケメン風に決めてみようよ。」
  あ、あの、リボンですか…。これでもボク、いちお〜男子なんですけど…。
   <母>「あら、れっきとした紳士のモモちゃんだって、リボン似合ってたわよ。」
  でも、そんなの付けたら、またキャブ坊の母犬に間違えられる事、必至だもんな。
   <母>「ならば…、こんなの、どう? はい、簡単にカチューシャ仕様よんっ♪」
   <キャブ>「プ〜ッ、チャー兄ちゃんがチャー姉ちゃんになっちゃったじょ〜!」
  ほら〜、チビすけにまで、おバカ扱いされちゃったじゃんか。ったくぅ。オス犬の
  ボクとしては、おかあさんのセンスって、いかがなものかと…、思うワケなのだ。




あったか・ぬくぬくでしゅ〜
   2月16日(月)

   <キャブ>「トボトボトボ…。あ、おかあしゃん…、おはよ〜 でしゅ…。」
   <母>「あらま、キャブちん、おはよ。今朝は随分と早起きね。まだ5時半よ。」
   <キャブ>「あんまり寒くて、目が覚めちゃった…。リビングで暖まりましゅ。」
   <母>「こっちも暖房つけたばっかりで、まだ冷えてるから、お部屋に戻ろうよ。
      どれどれ、あぁ、毛布がズレ落ちちゃったのね。あれ、チャーリーは?」
   <キャブ>「お兄ちゃん、ソファでグ〜グ〜ピ〜ピ〜いってましゅ。」
   <母>「チャーリー、こんな所でどうしちゃったのよ。ベッドで寝ないのぉ?」
  ん〜、寝ない…、ブヒャブヒャブヒャ…、Zzz…。
   <母>「ソファじゃ冷た過ぎるでしょ。寒くないのぉ?」
  ん〜、寒くない…、ブヒャブヒャブヒャ…、Zzz…。
   <母>「まるで眠り王子だわねぇ。ま、いいわ…。キャブちん、ベッドにおいで。
      毛布掛け直してあげるから、もう少し寝てていいわよ。」
   <キャブ>「ぬくぬくで気持ちE〜。朝ゴハンまで、もうひと眠りしましゅ〜。」
  んっ、ゴハン〜!? な〜んだ、まだか…、ブヒャブヒャブヒャ…、Zzz…。




ぎゅ〜ぎゅ〜詰め
   2月15日(日)

  昨日は春一番が吹き荒れたらしいし、やっぱり春めいてくると、ど〜にもこ〜にも
  眠たくってたまんないねぇ。おとうさんと一緒に、夕方のうたた寝タイムだよ〜。
   <キャブ>「お兄ちゃんは、年中グ〜スカ寝てるじょ。ボクも真似しましゅ〜。」
  また、おとうさん&ボクの濃密ワールドに、邪魔が入っちゃったよ。別に無理して
  寝る事ないじゃんか。一人で遊んでりゃいいものを…。ねぇ、キャブ坊、もう少し
  そっち行ってくれない? これじゃあ、あまりにも窮屈で寝違えそうなんだよね。
   <キャブ>「でもボク、お兄ちゃんにベッタリくっついて寝ていたいんでしゅ。」
  どうして、こんな狭っ苦しいとこで、押しくら饅頭してなきゃならないんだよぉ。
   <キャブ>「おとうしゃんのアンヨに挟まれてるから、しかたないでしゅって。」
  ま、いっか。Zzz…。あっ、おとうさんが活動再開だ。そろそろ夕食の準備かな。
   <キャブ>「今夜はすき焼きらしいでしゅよ。ボク、偵察に行って来ま〜しゅ。」
  なぬうーっ!? でもさ…、どうせボクらはありつけないんだよ…。ヘタに台所で
  お肉の匂いなんか嗅がされて我慢するより、ここで寝てた方がラクだと… あ〜、
  行っちゃったよ。彼もまだまだお子ちゃまだねぇ。な〜んて、ボクも行っちゃお!




コレ、おかあさんの主食…
   2月14日(土)

   <母>「今日は、バレンタインデーよん♪ チョコレート食べなくっちゃね〜。」
  バレンタインデーって、チョコ食べる日なの? じゃあ、おかあさんは、365日
  毎日がバレンタインじゃん。チョコが主食みたいな食生活だもんね。
   <母>「ご飯は食べなくても、チョコだけは絶対に欠かせないわ。命綱だもの。」
  ねぇ、おとうさんにも、チョコレートのプレゼント、用意したのぉ?
   <母>「一応、ガトーショコラケーキね。それにしても…、昔は彼も、いっぱ〜い
      チョコもらって来てくれてたのに、今は収穫サッパリでつまんないわ。」
  もう、いいオッサンだもん、しょ〜がないよ。それに世の中、不景気だしね…。
   <母>「そうそう、チョコと言えばーっ! 以前、車の中でお留守番してる間に、
      チャーリーってば、私のチョコ、完食しちゃった事があったわよねっ。」
  あぁ。ドアポケットの中で、い〜ニオイが漂ってたから、ほじくり返してみたら、
  おかあさんが、いつもペロペロしてるヤツが出てきたんだ。あの時の、素晴らしく
  スウィートな味も忘れられないけど、その後、どエラい剣幕で殴られた事は、痛い
  思い出として、一生ボクの記憶に残るだろうな。綺麗なバラには刺があるように、
  甘いチョコにはほろ苦いメモリーズ… ってとこだねぇ。




キャブ坊…、ちょっとデカくない?
   2月13日(金)

  今日のお散歩は、久し振りにハダカん坊〜。う〜ん、楽ちんなのだ〜♪ やっぱり
  この開放感、たまんないね〜っ。足の上がり具合が絶好調だから、オシッコだって
  キレイな放物線を描いて、飛びますっ飛びますっ! って感じだもんね。ジャーッ。
   <キャブ>「ひゃあ、左手にお兄ちゃんのオシッコかかっちゃったでしゅよぉ。」
  あはは〜、キャブ坊の手、黄色くなっちゃってんの。オレ様が足上げしてる時に、
  おマタに突撃して来るから、いけないんだよ。次は頭にひっかけちゃうからね〜。
   <母>「さ、高岩公園に到着〜。キャブ〜、ノーリードにするよぉ。」
  ねぇ、どうしてキャブ坊のリードだけ外すの? ボクはぁ?
   <母>「君は、ここじゃ走り回らないから、ノーリードにする必要ないでしょ。」
  そりゃ、そうだけど。でも、今日はワンコ仲間が誰も遊びに来てないみたいだし、
  キャブ坊、一人でどっか行っちゃったりしないかなぁ?
   <母>「キャブって、飼い主の存在は忘れても、チャー兄ちゃんの動向だけには、
      常にアンテナ張り巡らしてるフシがあって、絶対に見失わないと思うの。
      だから、君が傍にいてくれると安心なのよね。」
  へぇ。ボクって、キャブ坊にとっては、憧れの的なのか…。何か、こそばいなぁ。
  でも、ちょっと、デッヘッヘ〜な気分♪ かもぉ。




次は何のお薬でしゅか〜?
   2月12日(木)

   <母>「さぁ、キャブ〜。お耳のお薬差すわよ。はい、お耳〜。動かないでね。」
   <キャブ>「またお薬だじょ。ボクちゃん、コレあんまり好きじゃないでしゅ。」
   <母>「我慢我慢。はい、終了〜。でも、今日はもう一つお薬付けなくっちゃ。」
   <キャブ>「何ぢゃ? 白いクリーム? あんまりおいしくなさそうでしゅね。」
   <母>「お散歩の時、左足の中指から流血しちゃったでしょ。お薬ぬりぬり〜。」
   <キャブ>「キャン、キャン、ク〜〜ン…。」
  あ〜あ、泣かしちゃったぁ。おかあさん、またキャブ坊を虐待してるぅ。コワ〜!
   <母>「やっぱり痛いんだ…。でも普通に歩けるし、これで少し様子見ようね。」
  キャブ坊は、今朝からお腹ピーピーしてて、ゴハンにも毒(お薬)盛られてるし。
  全身お薬漬け、もとい、メディカルケア尽くしで、満身創痍状態なのだ。でもさ、
  あれやこれや、おかあさんに手を焼いてもらって、ケッコーいいご身分じゃん〜。
   <母>「あら、チャーリーも下痢気味だから、お昼ゴハンに毒盛っといたわよ。」
  ウソ…、全然気がつかなかった…。ボクら2匹揃って、お腹壊しちゃうなんてね。
  もしかしたら、昨日のウマウマ・クッキーのせいかも…。んっ!? ってコトは、
  もう二度と、アレ、食べさせてもらえないのぉ!? 
   <母>「当然だわ。君たちのお腹は、ハイソな食べ物を拒絶しちゃうんだもん。」
  ぅわ〜ん、ボクのお腹のバカバカバカ〜ッ! おいひかったのにぃ、グスンッ…。




デパ〜ト♪ デパ〜ト♪
   2月11日(水)

  今日は、みんなでお出かけなのだ〜。でも、おとうさんは花粉症で、あんまり長く
  外にいられない…。だから、途中の公園はパスして、いきなりデパートだってぇ。
  ま、出発直前に、ちょこっと高岩公園に連れてってもらったから、我慢しとくか。
  デパートでは、まずペットショップに直行〜。またまた、診察台もどきの試着台に
  乗っけられて、ボクちん、ビビる・暴れる・鳴き叫ぶ〜〜! この台、大っ嫌い!
  どうして、いっつもボクだけが、こんな目に会わされるワケ!?
   <母>「君のサイズが決まれば、キャブはそれより1サイズミニでOKだもの。」
  なんか…、ボクって、常に損な役回りなのだ…。ふ〜ぅ、くたびれたぁ…。かたや
  キャブ坊は、パワーが有り余ちゃってるもんだから、ちっこいチワワちゃん相手に
  ケンカふっかけてるし。まったく血の気の多いヤツなのだ。でも、キャブ坊って、
  ついこの間まで、そんなチワワちゃん用の洋服、着てたんだよね。そう考えると、
  彼もでっかくなったもんだなぁ。兄ちゃんとしては、感慨もひとしおなのだよ…。

     ********************

  帰りに、いつものカフェでひと休み。そういや、お腹すいたなぁ。ペコペコだ…。
   <父>「チャーリー、キャブ。クッキー食べるか?」
  そりゃ、愚問ってもんでしょー。ボクら、お昼ゴハン、まだ食べてないんだから!
  あっ、さっきのペットショップに並んでたクッキーじゃん〜♪
   <母>「チキンクッキーとハニークッキーよん。」
  お、お、おいひぃ〜すぎるぅ〜〜っ! ボクのゴハン、毎日コレがいい〜よ〜〜。
  このクッキー買ってくれるんなら、ボク、いつでも試着台に乗っちゃうもんね〜。
  えっ、そんなのムリ? な〜んだ…。世の中って、いろいろ厳しいものらしいや。




なんじゃ、こりゃ…
   2月10日(火)

   <母>「オーダーしておいたワンコ服が届いたわよぉ。ほら、見て見て、素敵〜♪
      バーゲン品なのに、マフラー&フードのオマケ付きだわっ。ラッキ〜。」
  おかあさんが喜んで、ど〜するん…。で、また品評会かぁ。あぁ、めんどくさ…。
   <母>「まずは、チャーリー、コレ着てみてよ。うひひぃ、カッコいいじゃん〜。
      やっぱり、ここの服が一番、君の体にジャストフィットするんだわぁ。」
  でもさぁ、おかあさん…。ボクらの服なんかよりも、自分の服をどうにかした方が
  いいんじゃないかな。そのズボン、ヒザの所が擦り切れて、穴が開きそうだよぉ。
   <母>「うわ〜ん、ほんとだぁ。どこかで冬物クリアランスやってないかしら。」
  あくまでもバーゲンにこだわる人なのだ…。ま、おかあさんらしいけどね。んっ?
  あのぅ、まさかとは思いますが、ボクもバーゲン犬だったなんて事…、ないよね。
   <母>「もっちろん、値引きしてもらっちゃったわよ♪ ほ〜んの少しだけね。」
  あうぅぅぅ、そうだったのか…。ボク…、バーゲン特価犬のチャーリーですぅ…。
   <母>「値引きは事実だけど、ショップの方で勝手にしてくれちゃったのよ。もし
      バーゲンじゃなくても、君は、我が家のコになる運命だったんだから。」
  そ…。でも、バーゲン犬だと思って、ボクのコト粗末に扱ってない〜? ねぇ!?




ねぇ、二人とも薬漬けなのぉ?
   2月9日(月)

  おとうさん、おは〜っ! 今朝はまたずいぶんと、のんびりなお目覚めなのねん。
  ボクら、もう朝ゴハン食べちゃったよ。
   <父>「今日は出勤前に、花粉症の薬をもらいに病院行くから、少し遅いんだ。」
  ふ〜ん。ちょっとでも長くおとうさんと一緒にいられるんなら、ボク嬉しいよ〜♪
  なんてウキウキしてたら、何やら、おかあさんの方がお出かけの支度始めてるぅ。
  どう考えても、お散歩じゃないよね…。ねぇねぇ、どこ行くのぉ?
   <母>「病院に行ってお腹のお薬もらって来るの。お散歩は帰って来てからね。」
  って言い残して、おとうさんがシャワー浴びてる間に、サッサ出て行っちゃった。
  へぇ、そ〜なんだ。我が家の飼い主って、ヤクがないと生きていけないらしいや。
  ええーっ、毎日ボクの晩ゴハンに振りかけられてる、あの白い粉って、もしや…?
  う〜わ〜っ、アブナイ、アブナイ…。(注:消化吸収剤ですっ!)




通常パターンでZzz〜の図
   2月8日(日)

 0時00分:
   <母>「チャーリー、キャブ〜。今夜はサブいから、みんなで一緒に寝ようか♪」
  立ち入り禁止区域・寝室へのご招待を受けて、ボクもキャブ坊も大はしゃぎ〜っ!
  おとうさんベロベロ〜。おかあさんベロベロ〜。4匹お揃いで一緒に寝るのって、
  初めてだよね。ベッドはちょい狭いけど、気分はサイコーッ。おやすみ〜。Zzz...。
 0時30分:
   <父>「あっ、朝食用のダシ取っておくの忘れたっ。シイタケ冷やかして来よ。」
  おとうさん、いきなりガバッと起き上がって、台所へ飛んでったよぉ。ボクちんも
  目が覚めたついでに、オシッコでもして来ちゃお〜っと。ジャーッ、大量放出〜!
   <母>「ほらぁ、お腹も飾り毛も足の裏もビショビショだわ。拭かなくっちゃ。」
 2時30分:
  ううぅ…、気持ちワル…、吐きそ…。どうしよぅ。とりあえず、お部屋に戻ろぅ。
   <母>「あらら、チャーリー、どうしたのぉ? ワンコ部屋に戻っちゃうのぉ?」
  うっ、ゲロゲロ〜、ゲロゲロ〜。
   <母>「チャーリーッ! 大変っ! 気持ち悪いのね、全部吐いちゃいなさい。」
  あ〜あ〜、カンガルーのサラミ、丸ごと吐いちゃったよぅ。も、もったいない…。
   <母>「もう大丈夫? スッキリしたでしょ。さぁ寝室に戻った方がいいわよ。」
  おかあさんは、雑巾とスプレーで、真夜中のお掃除タイムだ。ボク、見学してよ。
   <母>「わざわざ自分の部屋に戻って来て吐くなんて、君もエラいよねぇ。でも、
      トイレか、せめて廊下で吐いてくれたら、もっと助かったのになぁ…。」
  ゴメンね…。あ、胃が引っくり返ったせいで、お腹もヘンだ。ウンチして寝よぅ。
 3時00分:
   <キャブ>「ん〜、おかあしゃんとチャー兄ちゃん、どっか行ってたでしゅか〜?
        そ〜う〜だ。ボクちゃん、オシッコして来ま〜しゅ♪ ジョ〜ッ。」
   <母>「キャブ〜。ベッドがオシッコ臭くなっちゃうから、さ、お腹拭こうね。」
 4時00分:
  電気敷き毛布と掛け布団にサンドイッチされてたら、ボク暑くなってきちゃった。
  ベッドカバーの上に脱出しちゃお。この、ほどよいぬくもりがいいかも〜。Zzz...。
 4時30分:
   <父>「グワ〜〜オッ! グワ〜〜オッ! グワ〜〜オッ!」
   <キャブ>「おとうしゃんのイビキ、怪獣だじょ。お布団の中に避難しましゅ。」
 5時30分:
  おかあさんの目覚まし時計が、ジリリーッ! あっ、おとうさんが止めちゃった。
  おかあさん、起きなくっちゃだよ。ねぇ、いいのぉ? 全く起きる気配なしだ…。
  また今日も朝寝坊だね。ボクらの朝ゴハンもお散歩も、遅くなっちゃうのかなぁ。
  でも、こ〜んな、ほんわかムードを満喫しちゃうのも、たまには、いいよね〜〜♪




ふわふわシッポの枕でしゅ〜
 2月7日(土)
うへ〜、肩こったぁ〜

   <キャブ>「チャー兄ちゃん…。今日は、だいぶ冷え込みが厳しいでしゅねぇ。」
  まったくなのだ…。ここんち貧乏だから、暖房費ケチッてるらしくて、部屋の中が
  冷えきったままなんだよね。人間は着膨れしてるから、耐えられるんだろうけど、
  ボクらには、この寒さ…、いくらワンコと言えども堪えますぜっ! なんだもん。
   <キャブ>「夜寝る時じゃないと、ボクちゃん、パジャマ着せてもらえないし…。
        お兄ちゃんのシッポ、あったかそ〜でしゅ。枕に貸して下しゃい。」
  ちょっとだけよん。こうなりゃワンコ同士、ぬくもりを分かち合わなくっちゃね。
  その代わり、次はボクの右腕、乗っけさせてくれない? ここまで冷えちゃうと、
  体のアチコチに不具合が生じてくるらしいんだ。どうも肩こちゃったみたいでさ。
   <キャブ>「ちょこっとだけでしゅよ。うぅ、かなり重いかも〜 なのだじょ。」
  ひゅ〜、ラクちん〜。だいたい、この家で恒常的体温を保つのは、至難の業かも。
  こんなんじゃ、無事に越冬できるかどうか…。いっそのこと冬眠でもするかなぁ。




耳ジャブされちゃったン…
   2月6日(金)

   <母>「チャーリー、今日はシャンプーしようね。」
  げろ〜っ、シャンプーかぁ。でも、すっごく久し振りのような気がする…。
   <母>「本当は先週の予定だったのに、のっぴきならない事情で延期したからね。
      さすがに君の体も、ワイルド&スパイシーなニオイが充満してるわ〜。」
  ああ、しばらくの間、おかあさんのお腹フニャラケてたもんね。今日は大丈夫〜?
  途中でやっぱり痛くなったとか言って、ボクを泡ブクのまま放り出さないでよぉ。
   <母>「薬のおかげかなぁ。ここんとこ、すいぶんと調子がいいのよ。そうだっ。
      ついでにキャブの洗浄液借りて、君の耳もジャブジャブ洗っちゃおう!」
  えっ、そんなん、余計なお世話と言うか、ありがた迷惑と言うか…。う〜わ〜っ、
  耳の奥の奥まで冷たい液体が〜っ! こりゃあ、たまらんっ。ブルブルブルーッ!
   <母>「そうやってブルブルってすると、鼓膜の付近に溜まってる汚れが、一緒に
      飛び出て来るんだって。キャブは今、一日おきにコレやってるのよぉ。」
  キャブ坊ってば、こんな虐待されてんのか…。可哀想なヤツめ…。それにしちゃ、
  相変わらずオチャラケ坊主だけどね。
   <母>「これからシャンプーの度に、耳洗浄するわよん。綿棒よりラクでしょ。」
  う〜ん。綿棒を突っ込まれるのも苦行だけど、このジャブジャブも勘弁なのだ…。




ボクら、寝ぼすけコンビ♪
   2月5日(木)

   <キャブ>「兄貴っ、おはようござんしゅ。どうやら夜が明けたようでっしぇ〜。
        いつの間にか、カーテンが開いとりますでしゅが…。」
  んん〜、もう朝か…。ふぁ〜、よく寝たよぅ。ソファの方が寝心地いいのかなぁ。
   <母>「ちょっと、君たち〜。今朝はヤケに寝ぼすけじゃないの。もう、とっくに
      7時過ぎてるし。最近、腹時計壊れ気味なの? そろそろ朝ゴハンよ。」
  いやぁ、ゴハンの時間も忘れて眠りこけてたのか…。我ながら、ウカツだったな、
  イカン、イカン…。これって、もしかして、春眠暁を覚えずってヤツかもね。
   <母>「立春は過ぎても、まだまだ世の中は、冬真っ只中だわよっ。」
  そ〜かなぁ。ボクの動物的感覚は、もうすでに春の気配や匂いを感じてるもんね。
  おかあさんって、そういうトコ、鈍感過ぎだよ。だから、花粉症にもならなきゃ、
  風邪も引かない…。ある意味、幸せな人かもね。あ〜、あ〜、お腹すいた〜〜〜。
  さ、ゴハン食べたら、お散歩の時間まで、また、た〜っぷり春眠むさぼっちゃお♪




おかわり、くだしゃい〜
   2月4日(水)

   <母>「ゴハン〜。待て。チャーリー、はい、いいよ。キャブ、はい、いいよ。」
   <キャブ>「いただきましゅー! ペロリッ! ごちそうしゃまー! も〜ないじょ。
        お兄ちゃん、まだ食べてるでしゅか。ちょっと分けて下しゃいな。」
  やだっ、ジャマするなよぅ。急いで食べなくっちゃ、ガツガツ…、ふぅ、完食〜。
  何だか、慌ただしい食事だなぁ。キャブ坊がいると、落ち着いて食べられないよ。
   <母>「チャーリーは、アッと言う間にゴハン食べちゃうから、すごい早食いだと
      思ってたけど、キャブは、アッと言う前に食べ終えちゃってるもんね。」
  キャブ坊の早食いって、もう、《技》の領域だよね。どんなベロしてるんだろ…?
   <母>「キャブは、食べるのだけじゃなくて、コマンドに対する反応も素早いし、
      走るのも速いし、全てにおいてスピーディなのよねぇ。だから、キャブが
      来てからは、チャーリーが、とってもオットリ屋さんに思えるもの。」
  ボクも、いっぱしのオトナになったって事かな。やっぱりジェントルマンたる者、
  常にドッシリ構えてなくっちゃね。それに、おかあさん、グズとかノロマとかって
  表現を避けて、あえてオットリなんて言ってくれちゃってさ。そのお心遣い、大変
  痛み入ります。実にありがたや、ううぅ…。でも、そんなにボクって、とろい…?




ドンちゃん、流血?
   2月3日(火)

  ぬわんだ〜? このキャブ坊のドンちゃん、妙なニオイがするよ。
   <母>「ああ、それね。昨日、壮絶ドンちゃんバトル中に、キャブの乳歯が抜けて
      血まみれになっちゃったのよ。これから洗濯しなくっちゃだわ。」
   <キャブ>「なぬぅ!? コイツがボクちゃんの歯を奪ったのでしゅねっ。仕返し
        するでしゅから、キレイに顔洗って出直して来いっ!なのだじょ。」
  歯が抜けるほどガブリついちゃうんだから…。ボクは、オモチャを血だらけにした
  覚えなんて、ないもんなぁ。ところで、キャブ坊の乳歯って、何本抜けたの?
   <母>「今のところ、ちゃんとゲットできたのは6本なんだけど、もしかしたら、
      掃除機に吸い込まれちゃったのも、あるんじゃないかしら。」
  その、捕獲した歯はボクの分も全部、保管してあるんだよね。
   <母>「うん。私の大事な宝物だもの。いつか、お守りにでもしようかなぁ。」
  おかあさんって、ヘンな物コレクターだよね。でも、どうせなら、ボクの今までの
  抜け毛をぜ〜んぶ集めておけば良かったのに。きっと、お布団の一枚くらいラクに
  作れたんじゃないかなぁ。惜しかったね。ま、今からでも遅くないけどさ。プッ。




あぁ、雨降りなのねん…
   2月2日(月)

  おかあさんは、今日も朝から行方不明〜。で、またお昼頃に戻って来たんだけど、
  この間みたいに、そのままお散歩♪とはいかないらしい…。ボクちん、おりこうに
  お留守番してたのに、ど〜してぇ?
   <母>「チャーリー、ごめんね。雨降ってきちゃったから、お散歩お休みだわ。」
  ヴ〜ッ! ゴハンとお散歩だけを楽しみに生きてるのにぃ、あ〜、何てこった…。
  でも雨降りなら、しょ〜がないか。それよりも、おかあさん、ちょっと体の動きが
  鈍いんじゃないのぉ。何かするたびに、ヨイショっとかイタタっとか、合いの手を
  連呼してるし。まだお腹痛いのかなぁ。あれ、今度は腰まで押さえてるぅ。何だか
  おかあさんの体、おんぼろチックなのだ。その割には、よく食べるよね、ほんと。
  そんなにチョコばっかりバクバクしてたら、今度は胃が痛くなっちゃうってばぁ。
  お腹・腰・胃のトリプルパンチにやられちゃったら、絶対お散歩は無理だろうな。
  ねぇ、ボクらのためにも、そのヤケ&バカ&ドカ喰い、ほどほどにしといてよね。




おとうさんといっしょ♪
   2月1日(日)

  お散歩から帰って来てボクらを洗ってる最中に、おかあさん…、腹イタが悪化して
  またヘロヘロになちゃった。だから、今日のお出かけ予定は中止になったとかで、
  みんな超だらり〜んモードだよ。幸い、キャブ坊は遊び疲れて、お部屋のベッドで
  爆睡中〜。リビングのおとうさんをひとり占めしちゃう、ビッグチャンスなのだ!
  ボクがおとうさんをベロベロし始めると、たいていキャブ坊がジャマしに来る…。
  ヤツはちっちゃい体を武器に、ボクとおとうさんの間にズルルンって潜り込むのが
  得意なんだよね。で、ボクはすごすご引き下がって、負け犬呼ばわりされちゃう。
  でも、今はボクが主役なのだッ! おとう&おかあさんとボクの3匹水入らずで、
  こんなにくつろいじゃうの、久し振りだなぁ。昔はいつも、こうだったのにね…。
  って、おセンチな気分に浸ってたら、な〜んか、シャカシャカ聞こえてきたよぅ。
   <キャブ>「みなしゃ〜ん、ボクちゃんをのけ者にして、何してるでしゅか〜!?
        おと〜しゃ〜ん、ベロベロベロ〜〜。お口、塞いじゃうでしゅ〜。」
  あ〜あ、また割り込まれちゃった。ま、さんざんおとうさんのコト独占したから、
  そろそろキャブ坊に譲ってやるか…。でも絶対、負け犬なんかじゃないからねっ。




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