* 2004年 / 02月 *
29日(日) | ミ〜ル〜ク〜 |
28日(土) | ヤギなキャブ |
27日(金) | シャンプータイム |
26日(木) | ガム♪ |
25日(水) | ワンズトイレ |
24日(火) | フードが届いた! |
23日(月) | ぬいぐるみのオペ |
22日(日) | きゃばんけん |
21日(土) | チャーリーズ暴動 |
20日(金) | オモチャ |
19日(木) | おねしょの話 |
18日(水) | キャブ出血の真相…? |
17日(火) | リサイクルリボン |
16日(月) | スリーピングプリンス |
15日(日) | 休日の午後 |
14日(土) | チョコの思い出 |
13日(金) | あこがれ |
12日(木) | 満身創痍 |
11日(水) | みんなでお出かけ |
10日(火) | バーゲン |
09日(月) | ヤク…!? |
08日(日) | 真夜中の出来事 |
07日(土) | 越冬試練 |
06日(金) | 耳ジャブ |
05日(木) | 春の眠り |
04日(水) | 早食い決戦 |
03日(火) | 流血バトル |
02日(月) | またお散歩パス〜!? |
01日(日) | ひとり占め |
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2月29日(日) |
休日の朝は、おとうさんが食後のコーヒーを飲み終わると、ボクらのミルクタイム で〜す。今、おかあさんがワンズ・ミルクをテーブルに用意してくれたよ。でも、 おとうさんは、じ〜っくり新聞を読みながら、の〜んびりコーヒーを味わうから、 まだまだ先は長いのだ。目の前には、ほんのり甘〜い香りの、真っ白なミルク…。 う〜っ、早くしてよぅ。そんな世界情勢や政治経済なんか、ど〜でもいいじゃん。 新聞を読んだからって、我が家に何らかの幸運がもたらされる訳じゃないでしょ。 <キャブ>「ボクちゃん、眠くなってきたじょ。果報は寝て待ちましゅ。グゥ。」 いいなぁ、ノンキで。ボクだって眠いのにぃ。でも、ここで寝ちゃイカンイカン。 何たって、おとうさん…。昨夜、眠れなくなったとかで、真夜中に靴を磨いたり、 入浴したりしてて、すっごい寝不足らしいのだ。ボクがちゃんと見張ってないと、 おとうさんまで寝ちゃうかも。そしたら、ミルクが飲めなくなる…? 困るぅ〜! おとうさん、まだぁ? こっそり寝てんじゃないのぉ? 蹴り入れちゃうよ〜っ! |
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2月28日(土) |
苦手な病院…。やっとボクの検診が終わって、次はキャブ坊。聴診器の出番だよ。 <母>「先生、キャブのお腹、妙な事になってませんか? 実は昨日のお昼過ぎ、 キッチンペーパーのロール芯を、丸ごと食べちゃったみたいなんです。」 え〜〜っ!? アレって、トイレットペーパーの芯の2倍はあるじゃん〜〜っ!! <先生>「ちょっと待って下さいよぉ。本当に全部食べられるものですかねぇ。」 <母>「少しだけ齧らせるつもりだったのに、そろそろ取り上げようと思ったら、 跡形もなく消え去ってたんですぅ。どこを探しても見つからなくて…。」 そう言えば…、昨日のお昼寝中、いやに騒々しくって目が覚めちゃったんだよね。 おかあさん、血相変えて何か探し回ってたんだけど、そういう事だったんだぁ…。 <先生>「もしかしたら、チャーリーも一緒に食べたって事は…、ないですか?」 だから〜、ボクはグ〜スカ寝てたんだってばぁ。それに、ボクは美食家なのだっ。 <母>「特に嘔吐や下痢はしてないんですけど、一応、消化剤だけ飲ませました。 今朝、白っぽくて硬そうなウンチを大量にしてましたから、ボール紙…、 やっぱり食べちゃったんですよね、きっと…。もう、ビックリですぅ。」 おかあさんが、オモチャ代わりにって、空箱やケースなんかで遊ばせるからだよ。 <父>「自分のウンチまで食べちゃうヤツだもんな。そりゃ何でもウマいだろ。」 <先生>「まだお腹の中には、かなり硬めのウンチが溜まってるみたいですけど、 ま、大丈夫でしょう。薬も要りません。でも、気をつけて下さいよ。」 結局、キャブ坊のお腹は異常なしだってさ。ボクと違って、胃腸が丈夫なんだな。 と言うか…、紙を大食してもヘッチャラなんだから、前世はヤギだったのかもね。 |
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2月27日(金) |
<チャー>「お散歩、楽しかった〜&くたびれた〜。たいてい、シャワーの順番は キャブ坊が先だから、ボクは玄関で、しばしの休息タイムなのだ。」 <母>「チャーリー、今日は君が先。キャブはシャンプーするから、後回しよ。」 <チャー>「ん、そ〜なの…。キャブ坊、頑張ってねん。じゃ、お先に失礼〜。」 そ〜ゆぅワケで、今日の日記はボクちゃん、キャブが担当しま〜しゅ。でもぉ…、 シャンプー、好きじゃないでしゅ、ボク…。おかあしゃん、とっても乱暴だから、 お耳を引っ張ったり、お鼻に泡ブク突っ込んだり…、いっつも泣かされてましゅ。 2週間おきに、こんなヒドい目に会わされてるなんて、我ながら可哀想だじょー! おまけに、震え体質のボク。怖い〜寒い〜で、終始ブルブルガタガタしてるのに、 おかあしゃんは、何故か一人で楽しそう〜。無惨極まるボクの姿を写真に撮って、 喜んでましゅ…。お願いでしゅから、ドライヤーで乾かして下しゃい〜、早くぅ。 でも、この、ウェット&ワイルドなボクも、かなりイケてると思いましぇんか〜? |
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2月26日(木) |
オヤツだよ〜ん♪ ガムガム・クチャクチャ。おいしかったぁ、ごちそうさま〜。 おっ、キャブ坊、まだ食べてるぅ。最近は彼も、ハード&ロングなガムなんだね。 <母>「キャブも、だいぶ歯が生え揃ってきたし、固いモノ大好きなんだもん。」 でも、ゴハンは丸飲みしちゃうから、すっげー早ワザで食べ終えるのに、さすがに ガムは、てこずってるみたいだね。何ならボク、お手伝いしてあげてもいいけど。 <キャブ>「ケッコーでしゅ! ほっといて下しゃいっ! ダダダーッ!!」 あ〜あ〜、しっかりガムだけ咥えて、お部屋の隅に逃げ込んじゃったよ。 <母>「チャーリー、ちょっかい出さないの。キャブが落ち着かないじゃない。」 ボクだって、本気で奪い取ろうなんて、思ってないのにな。 <母>「でも、スキあらば…って、狙ってたでしょ。」 まぁね。だって、キャブ坊は労力半減&ボクは2度おいしいで、一石二鳥じゃん。 何か悔しいなぁ。今度から、ボクもゆ〜っくり食べよっと。って、無理だよねぇ。 |
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2月25日(水) |
<母>「チャーリー、おはよぅ〜。真夜中にオシッコしたのね。珍しいじゃない。 それにしても、君が使ったトイレって、見事なまでに真っ黄っ黄だわ。」 昨日、お水を飲み過ぎちゃったみたい。お散歩の時まで、オシッコ我慢できそうに なかったんだよね。久し振りに、スッキリサッパリ気分で、朝を迎えられたのだ! <母>「昨日は一日中、妙にハイテンションだったもんねぇ。夜のサンタバトルも すっごい盛り上がりようだったし、ノド渇いちゃったんだわ、きっと。」 少し暖かくなったせいなのかなぁ。何だか体中のパワーがみなぎってきて、無性に 闘志が沸いちゃったんだよ。だから、サンタさんをコテンパンにしてやったのだ! <母>「君と一緒に大騒ぎしてたおかげで、唯一楽しみにしてるドラマのラスト、 見損なっちゃったんだから。結局、草ナギくん、どうなったんだろ〜?」 <キャブ>「おかあしゃん! そんな事より、トイレシーツ取り替えて下しゃい! お兄ちゃんのオシッコの強烈なニオイで、鼻が曲がりそうでしゅ!」 何だよ、失敬だなぁ。キャブ坊のオシッコだって、最近めっちゃ生意気なニオイを 放出しまくってるくせにぃ。だいたい、キャブ坊って鼻詰まりじゃなかったっけ。 んっ、鼻曲がりなの? えっ、へそ曲がり!? あん、もぅ、ど〜でもいいや…。 |
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2月24日(火) |
あ、宅配便だ。むむっ、コレはっ!? ニオうニオう〜、おれ様のフードだあっ! ぜ〜んぶ食べてやるぅー! 誰もジャマしないでよねっ。バリバリガリガリーッ! <キャブ>「わ〜お〜。おウチの中では、いっつも寝ぼすけなチャー兄ちゃんが、 野獣になっちゃってるぅ。サンタしゃんバトルよりスゴイかも〜。」 この袋、固くて喰いちぎるの大変なんだよっ。ボケッとしてないで、手伝えーっ。 <キャブ>「ジャマするなって言ったじょ。ボク、ギャラリーに徹するでしゅ。」 つべこべ屁理屈こねるなっ。ま、いいや。一人で頑張る&一人で食べるのだーっ。 この時の為に力を温存していたと言っても、過言ではないのだから。ガブリーッ。 <キャブ>「そんな必死になるほど、いいニオイしましゅかね…? それよりも、 袋の切れっぱしの方が、おいしそ〜だじょ。それ、いっただき〜。」 この芳香を嗅ぎ分けられないなんて、キャブ坊の鼻、詰まってんじゃないのぉ!? ほんとにワンコ? もしや、花粉症? そんな事より、早くやっつけなくっちゃ。 おお〜、やっと外袋の大破に成功〜っ! いよいよメインバッゲージに突入〜っ! <母>「チャーリー、もう、おしまいよ。穴開けられる前に、しまわなくちゃ。」 ヒドい〜。こんなんじゃ、中途半端な不完全燃焼だよぉ。あぅ、ボクのゴハン〜。 |
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2月23日(月) |
不器用かあさんの苦手な、お裁縫タイムだよ。ソーイングボックスは、ちんま〜い オモチャがいっぱい詰まってるから、キャブ坊にとっては、まるで☆宝箱☆だね。 <母>「ほらほら、危ないわよ〜。そんなに顔突っ込んでると怪我するってばっ。 針で鼻ブシュー&ハサミで耳チョッキーンしちゃっても知らないから。」 <キャブ>「その糸、チュルチュルしたいじょ。あぁ、ダメでしゅか、はい…。」 <母>「ボタン付け終了〜。ついでに、キャブがボロボロにした、ぬいぐるみ達の 手術でもしちゃお。ドンちゃんに、ベロチューに、ピョン太に、・・・」 手術待ちの患者が多過ぎて、おかあさん、いささかウンザリ気味。ちゃ〜んと傷を 塞いでおかないと、すぐに腹綿ほぢくり出して、食べちゃうもんね、キャブ坊…。 せっかく傷口を縫合しても、どうせまた血みどろバトルの果てに割腹させられて、 いずれは手の施しようがなくなっちゃうんだろうけどね。うぅ、げに恐ろしや〜。 わっ、おかあさん、自分の指ブシューして出血! ほんと、ぶきっちょな人だ…。 |
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2月22日(日) |
<キャブ>「ヴ〜ヴ〜ヴ〜、ファンファンファン(ワンワンワンのつもり)〜。」 ねぇねぇ、キャブ坊が庭に向かって、何やら怒ってるみたいなんだけど、一体…? <母>「午後から風が強くなったせいで、お庭にいろんな物が飛んで来たのよね。 どこから舞い込んで来たんだろ〜、あのポリ袋。フワフワ踊ってるぅ。」 キャブ坊にとって、《踊るポリ袋》は要警戒物体らしいや。さっきから、ず〜っと 唸りまくりの吠え続けで、まるでキャバリアらしからぬヤツなのだ。おいおい〜、 番犬にでもなったつもり? まだ声がお子ちゃまだから、全く迫力はないけどね。 <母>「オス犬相手専門でガウガウしてるチャーリーよりは、役に立ちそうよ。」 フ〜ンだ…。あ〜あ〜、おかあさん、面白がっちゃって、ビデオ撮影に夢中だよ。 いっそのこと、キャバ界きっての番犬でも志したら? 将来有望だったりしてね。 <キャブ>「でも、もう疲れたでしゅ。番犬やるのも、ラクじゃないのでしゅ。」 一朝一夕ではムリムリ。石の上で三年も粉骨砕身すれば、君も一人前の番犬だよ。 |
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2月21日(土) |
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<キャブ>「ネ〜ズミ〜ラ〜ンド〜でちゅうちゅうちゅう〜♪ わーお、あっちで シェルティちゃんやコーギーちゃんが、お散歩してましゅよ〜ん。」 キャブ坊、完全に浮かれちゃってるし…。バッカだねぇ。この後、置いてきぼりの 運命が待ってるってゆぅのに。魔のペットクラブに強制連行されちゃう、ボクら。 ほらほら、到着したじゃんかーっ。よーっしゃ、いつも通り、やったるでーっ!! <キャスト>「じゃ、おっきいワンちゃんの方から、お部屋にご案内しますね。」 <父>「チャーリー、暴れるなって! 上のケージにヨイショっと。じゃあな。」 おとうさん、おとうさ〜ん! 置き去りにしないでってばーっ! ウガウガーッ! <母>「次はキャブよ。あ〜ら、今日のケージはチャーリーの隣だわ。お向かいは 可愛いヨーキーちゃんだし。良かったじゃないの、キャブ。じゃあね。」 <キャブ>「おかあしゃん、ボク、ココ嫌いかもでしゅ〜。置いてかないで〜!」 <母>「チャーリーの大騒ぎが、キャブにまで伝染しちゃったじゃないのよぉ。」 キャブ坊にも、ようやくココの、冷酷非情なシステムが分かってきたようなのだ。 同類相憐れむ、と言うか、ま、何とか君も無事でいてくれたまえ。アディオ〜ス! なぁんて、余裕かましてるバヤイじゃないのだっ。早くココから出しやがれーっ! ギャースカギャースカ、ギャンギャンギャ〜ン! ちっくしょーっ! フェンスに 鼻、突っ込んでやるーっ、ブヒョブヒョブヒョー! 体当たりで、ドッスーン!! 次は引っかき攻撃ーっ、ギャリギャリギャリー! まだやるぞーっ、うりゃあ〜! (チャーリー怪獣のケージ内暴動・TDLより実況中継中・・・) |
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2月20日(金) |
<キャブ>「お昼ゴハンたっぷり食べて、大満腹&大満足〜! お昼寝タイムまで いっぱい遊ぶじょ〜。ガリガリ…。ボクちゃん、楽しいでしゅ〜♪」 こんな空き箱までオモチャにしちゃって、何が面白いんだろぅ。でも、このウチは 深刻な経済的事情とかで、そうそう新しいオモチャを買ってやれないらしいから、 <母>「どんなガラクタでも、思いっきり遊んでくれるし、ほんと助かるわぁ。」 なんて、おかあさんは喜んでるよ。ま、ぬいぐるみだって、可愛くてキレイなのは 最初の一瞬だけ。どうせ、すぐボロボロになっちゃうから、もったいないもんね。 <キャブ>「そんなに見つめちゃってぇ。お兄ちゃんも一緒に遊びましゅか〜?」 いや、遠慮しとく…。ボクはひと足先に、お昼寝タイムに突入しちゃうのだ〜っ。 その空き箱の後は、ティッシュペーパーの空きボックスが、お待ちかねらしいし。 せいぜい一人で楽しんでよ。おかあさん、お掃除タイヘンそうだね。うひひ〜っ。 |
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2月19日(木) |
<キャブ>「お兄ちゃん、一応おはよ。お休み中のところ大変失礼いたしましゅ。 ボクもまだ眠いから、ぬくもりを少し分けて下しゃいな。ベタ〜。」 ふぁ〜、ねぶ〜。な〜に〜。どうしたって〜の〜。 <キャブ>「おかあしゃんが、ボクの掛け毛布を、お洗濯するからって、いきなり 引っぺがしたでしゅ。敷き毛布だけのベッドじゃ寒いんでしゅ…。」 <母>「あらら、ごめん〜。まだ起きないのね…。キャブの毛布、ちょこっとだけ オシッコらしきシミがついてたから、すぐ洗濯しなくっちゃと思って。」 へっへへ〜、キャブ坊ってば、オネショしちゃったんだ〜。恥っずかしいヤツ〜! <母>「オネショじゃなくて、トイレの直後ベッドに潜り込んじゃったらしいの。 チャーリーなんて、本当にオネショした事あるくせに。笑っちゃうわ。」 な、な、なんですとーっ!? それは聞き捨てならない逸話なのだっ。 <母>「まだ君がチビワンコの頃よ。お昼寝中に、オシッコがポタ〜ッポタ〜ッて 滴ってたから、慌ててトイレに連れてったじゃない。忘れちゃったの?」 う、形勢マズくなってきた…。こりゃ、知らぬ存ぜぬを決め込むしかないのねん。 |
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2月18日(水) |
ボクらワンコは、洗面所への立ち入りも、固〜く禁じられているのだ。お散歩後に お風呂場を使う時だって、おかあさんの抱っこで運ばれるから、洗面所は素通り。 それなのにぃーッ! キャブ坊が今まさに、その戒律を破ろうとしているぅーッ! <キャブ>「ヘンだじょ! この洗面所…、何やら不穏な空気が漂うでしゅー!」 <母>「あぁ、ドンちゃんのニオイねぇ。また、キャブとのバトル中、血まみれに なっちゃったから、洗おうと思ってラックの上に放り投げといたのよ。」 えっ、キャブ坊の乳歯、まだ抜けきってなかったの? ちょっと、おかしくない? <母>「抜け始めてから、もう丸々2ヶ月経つものね。ただ、歯はどこにも落ちて ないの。歯磨きの時にチェックしても、抜けた形跡が見当たらないのよ。 まさか喀血したワケじゃないだろうけど、よく分かんないわ…。」 おいおい〜、そんなんでいいのぉ? 大丈夫かなぁ。以前のおかあさんだったら、 即、病院に駆け込んでたハズなのに、こりゃまたノンキになっちゃったもんだね。 ま、そのくらいデ〜ンと構えていてくれた方が、ボクちんとしては助かるけどさ。 それにしてもキャブ坊、やっぱり歯抜けだよね。多分、飲み込んじゃったんだよ。 再生カルシウムの摂取法としては、極めて合理的だと思うけど…。でも、うげ〜! |
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2月17日(火) |
あ〜、おかあさんの貧乏くさい擦り切れズボン、とうとう穴開いちゃったんだね。 <母>「このまま捨てるのも惜しいから、キャブのオモチャでも作ろうかなぁ。」 またしてもキャブ坊か…。いっつもいっつもキャブ坊ばっかり。てやんでぃ〜っ! <母>「だって、チャーリーは、もうオモチャなんか喜ばないじゃないのぉ。」 そうだけどさぁ。たまにはボクのためにも、時間と労力費やしてくれたってえぇ。 <母>「じゃ、君にはリボン作ってあげるわ。今日、ハイちゃんやクラちゃん達が お耳に素敵なリボン付けて、ものすごく可愛くなってたでしょ。だから、 チャーリーも、オシャレなイケメン風に決めてみようよ。」 あ、あの、リボンですか…。これでもボク、いちお〜男子なんですけど…。 <母>「あら、れっきとした紳士のモモちゃんだって、リボン似合ってたわよ。」 でも、そんなの付けたら、またキャブ坊の母犬に間違えられる事、必至だもんな。 <母>「ならば…、こんなの、どう? はい、簡単にカチューシャ仕様よんっ♪」 <キャブ>「プ〜ッ、チャー兄ちゃんがチャー姉ちゃんになっちゃったじょ〜!」 ほら〜、チビすけにまで、おバカ扱いされちゃったじゃんか。ったくぅ。オス犬の ボクとしては、おかあさんのセンスって、いかがなものかと…、思うワケなのだ。 |
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2月16日(月) |
<キャブ>「トボトボトボ…。あ、おかあしゃん…、おはよ〜 でしゅ…。」 <母>「あらま、キャブちん、おはよ。今朝は随分と早起きね。まだ5時半よ。」 <キャブ>「あんまり寒くて、目が覚めちゃった…。リビングで暖まりましゅ。」 <母>「こっちも暖房つけたばっかりで、まだ冷えてるから、お部屋に戻ろうよ。 どれどれ、あぁ、毛布がズレ落ちちゃったのね。あれ、チャーリーは?」 <キャブ>「お兄ちゃん、ソファでグ〜グ〜ピ〜ピ〜いってましゅ。」 <母>「チャーリー、こんな所でどうしちゃったのよ。ベッドで寝ないのぉ?」 ん〜、寝ない…、ブヒャブヒャブヒャ…、Zzz…。 <母>「ソファじゃ冷た過ぎるでしょ。寒くないのぉ?」 ん〜、寒くない…、ブヒャブヒャブヒャ…、Zzz…。 <母>「まるで眠り王子だわねぇ。ま、いいわ…。キャブちん、ベッドにおいで。 毛布掛け直してあげるから、もう少し寝てていいわよ。」 <キャブ>「ぬくぬくで気持ちE〜。朝ゴハンまで、もうひと眠りしましゅ〜。」 んっ、ゴハン〜!? な〜んだ、まだか…、ブヒャブヒャブヒャ…、Zzz…。 |
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2月15日(日) |
昨日は春一番が吹き荒れたらしいし、やっぱり春めいてくると、ど〜にもこ〜にも 眠たくってたまんないねぇ。おとうさんと一緒に、夕方のうたた寝タイムだよ〜。 <キャブ>「お兄ちゃんは、年中グ〜スカ寝てるじょ。ボクも真似しましゅ〜。」 また、おとうさん&ボクの濃密ワールドに、邪魔が入っちゃったよ。別に無理して 寝る事ないじゃんか。一人で遊んでりゃいいものを…。ねぇ、キャブ坊、もう少し そっち行ってくれない? これじゃあ、あまりにも窮屈で寝違えそうなんだよね。 <キャブ>「でもボク、お兄ちゃんにベッタリくっついて寝ていたいんでしゅ。」 どうして、こんな狭っ苦しいとこで、押しくら饅頭してなきゃならないんだよぉ。 <キャブ>「おとうしゃんのアンヨに挟まれてるから、しかたないでしゅって。」 ま、いっか。Zzz…。あっ、おとうさんが活動再開だ。そろそろ夕食の準備かな。 <キャブ>「今夜はすき焼きらしいでしゅよ。ボク、偵察に行って来ま〜しゅ。」 なぬうーっ!? でもさ…、どうせボクらはありつけないんだよ…。ヘタに台所で お肉の匂いなんか嗅がされて我慢するより、ここで寝てた方がラクだと… あ〜、 行っちゃったよ。彼もまだまだお子ちゃまだねぇ。な〜んて、ボクも行っちゃお! |
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2月14日(土) |
<母>「今日は、バレンタインデーよん♪ チョコレート食べなくっちゃね〜。」 バレンタインデーって、チョコ食べる日なの? じゃあ、おかあさんは、365日 毎日がバレンタインじゃん。チョコが主食みたいな食生活だもんね。 <母>「ご飯は食べなくても、チョコだけは絶対に欠かせないわ。命綱だもの。」 ねぇ、おとうさんにも、チョコレートのプレゼント、用意したのぉ? <母>「一応、ガトーショコラケーキね。それにしても…、昔は彼も、いっぱ〜い チョコもらって来てくれてたのに、今は収穫サッパリでつまんないわ。」 もう、いいオッサンだもん、しょ〜がないよ。それに世の中、不景気だしね…。 <母>「そうそう、チョコと言えばーっ! 以前、車の中でお留守番してる間に、 チャーリーってば、私のチョコ、完食しちゃった事があったわよねっ。」 あぁ。ドアポケットの中で、い〜ニオイが漂ってたから、ほじくり返してみたら、 おかあさんが、いつもペロペロしてるヤツが出てきたんだ。あの時の、素晴らしく スウィートな味も忘れられないけど、その後、どエラい剣幕で殴られた事は、痛い 思い出として、一生ボクの記憶に残るだろうな。綺麗なバラには刺があるように、 甘いチョコにはほろ苦いメモリーズ… ってとこだねぇ。 |
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2月13日(金) |
今日のお散歩は、久し振りにハダカん坊〜。う〜ん、楽ちんなのだ〜♪ やっぱり この開放感、たまんないね〜っ。足の上がり具合が絶好調だから、オシッコだって キレイな放物線を描いて、飛びますっ飛びますっ! って感じだもんね。ジャーッ。 <キャブ>「ひゃあ、左手にお兄ちゃんのオシッコかかっちゃったでしゅよぉ。」 あはは〜、キャブ坊の手、黄色くなっちゃってんの。オレ様が足上げしてる時に、 おマタに突撃して来るから、いけないんだよ。次は頭にひっかけちゃうからね〜。 <母>「さ、高岩公園に到着〜。キャブ〜、ノーリードにするよぉ。」 ねぇ、どうしてキャブ坊のリードだけ外すの? ボクはぁ? <母>「君は、ここじゃ走り回らないから、ノーリードにする必要ないでしょ。」 そりゃ、そうだけど。でも、今日はワンコ仲間が誰も遊びに来てないみたいだし、 キャブ坊、一人でどっか行っちゃったりしないかなぁ? <母>「キャブって、飼い主の存在は忘れても、チャー兄ちゃんの動向だけには、 常にアンテナ張り巡らしてるフシがあって、絶対に見失わないと思うの。 だから、君が傍にいてくれると安心なのよね。」 へぇ。ボクって、キャブ坊にとっては、憧れの的なのか…。何か、こそばいなぁ。 でも、ちょっと、デッヘッヘ〜な気分♪ かもぉ。 |
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2月12日(木) |
<母>「さぁ、キャブ〜。お耳のお薬差すわよ。はい、お耳〜。動かないでね。」 <キャブ>「またお薬だじょ。ボクちゃん、コレあんまり好きじゃないでしゅ。」 <母>「我慢我慢。はい、終了〜。でも、今日はもう一つお薬付けなくっちゃ。」 <キャブ>「何ぢゃ? 白いクリーム? あんまりおいしくなさそうでしゅね。」 <母>「お散歩の時、左足の中指から流血しちゃったでしょ。お薬ぬりぬり〜。」 <キャブ>「キャン、キャン、ク〜〜ン…。」 あ〜あ、泣かしちゃったぁ。おかあさん、またキャブ坊を虐待してるぅ。コワ〜! <母>「やっぱり痛いんだ…。でも普通に歩けるし、これで少し様子見ようね。」 キャブ坊は、今朝からお腹ピーピーしてて、ゴハンにも毒(お薬)盛られてるし。 全身お薬漬け、もとい、メディカルケア尽くしで、満身創痍状態なのだ。でもさ、 あれやこれや、おかあさんに手を焼いてもらって、ケッコーいいご身分じゃん〜。 <母>「あら、チャーリーも下痢気味だから、お昼ゴハンに毒盛っといたわよ。」 ウソ…、全然気がつかなかった…。ボクら2匹揃って、お腹壊しちゃうなんてね。 もしかしたら、昨日のウマウマ・クッキーのせいかも…。んっ!? ってコトは、 もう二度と、アレ、食べさせてもらえないのぉ!? <母>「当然だわ。君たちのお腹は、ハイソな食べ物を拒絶しちゃうんだもん。」 ぅわ〜ん、ボクのお腹のバカバカバカ〜ッ! おいひかったのにぃ、グスンッ…。 |
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2月11日(水) |
今日は、みんなでお出かけなのだ〜。でも、おとうさんは花粉症で、あんまり長く 外にいられない…。だから、途中の公園はパスして、いきなりデパートだってぇ。 ま、出発直前に、ちょこっと高岩公園に連れてってもらったから、我慢しとくか。 デパートでは、まずペットショップに直行〜。またまた、診察台もどきの試着台に 乗っけられて、ボクちん、ビビる・暴れる・鳴き叫ぶ〜〜! この台、大っ嫌い! どうして、いっつもボクだけが、こんな目に会わされるワケ!? <母>「君のサイズが決まれば、キャブはそれより1サイズミニでOKだもの。」 なんか…、ボクって、常に損な役回りなのだ…。ふ〜ぅ、くたびれたぁ…。かたや キャブ坊は、パワーが有り余ちゃってるもんだから、ちっこいチワワちゃん相手に ケンカふっかけてるし。まったく血の気の多いヤツなのだ。でも、キャブ坊って、 ついこの間まで、そんなチワワちゃん用の洋服、着てたんだよね。そう考えると、 彼もでっかくなったもんだなぁ。兄ちゃんとしては、感慨もひとしおなのだよ…。 ******************** 帰りに、いつものカフェでひと休み。そういや、お腹すいたなぁ。ペコペコだ…。 <父>「チャーリー、キャブ。クッキー食べるか?」 そりゃ、愚問ってもんでしょー。ボクら、お昼ゴハン、まだ食べてないんだから! あっ、さっきのペットショップに並んでたクッキーじゃん〜♪ <母>「チキンクッキーとハニークッキーよん。」 お、お、おいひぃ〜すぎるぅ〜〜っ! ボクのゴハン、毎日コレがいい〜よ〜〜。 このクッキー買ってくれるんなら、ボク、いつでも試着台に乗っちゃうもんね〜。 えっ、そんなのムリ? な〜んだ…。世の中って、いろいろ厳しいものらしいや。 |
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2月10日(火) |
<母>「オーダーしておいたワンコ服が届いたわよぉ。ほら、見て見て、素敵〜♪ バーゲン品なのに、マフラー&フードのオマケ付きだわっ。ラッキ〜。」 おかあさんが喜んで、ど〜するん…。で、また品評会かぁ。あぁ、めんどくさ…。 <母>「まずは、チャーリー、コレ着てみてよ。うひひぃ、カッコいいじゃん〜。 やっぱり、ここの服が一番、君の体にジャストフィットするんだわぁ。」 でもさぁ、おかあさん…。ボクらの服なんかよりも、自分の服をどうにかした方が いいんじゃないかな。そのズボン、ヒザの所が擦り切れて、穴が開きそうだよぉ。 <母>「うわ〜ん、ほんとだぁ。どこかで冬物クリアランスやってないかしら。」 あくまでもバーゲンにこだわる人なのだ…。ま、おかあさんらしいけどね。んっ? あのぅ、まさかとは思いますが、ボクもバーゲン犬だったなんて事…、ないよね。 <母>「もっちろん、値引きしてもらっちゃったわよ♪ ほ〜んの少しだけね。」 あうぅぅぅ、そうだったのか…。ボク…、バーゲン特価犬のチャーリーですぅ…。 <母>「値引きは事実だけど、ショップの方で勝手にしてくれちゃったのよ。もし バーゲンじゃなくても、君は、我が家のコになる運命だったんだから。」 そ…。でも、バーゲン犬だと思って、ボクのコト粗末に扱ってない〜? ねぇ!? |
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2月9日(月) |
おとうさん、おは〜っ! 今朝はまたずいぶんと、のんびりなお目覚めなのねん。 ボクら、もう朝ゴハン食べちゃったよ。 <父>「今日は出勤前に、花粉症の薬をもらいに病院行くから、少し遅いんだ。」 ふ〜ん。ちょっとでも長くおとうさんと一緒にいられるんなら、ボク嬉しいよ〜♪ なんてウキウキしてたら、何やら、おかあさんの方がお出かけの支度始めてるぅ。 どう考えても、お散歩じゃないよね…。ねぇねぇ、どこ行くのぉ? <母>「病院に行ってお腹のお薬もらって来るの。お散歩は帰って来てからね。」 って言い残して、おとうさんがシャワー浴びてる間に、サッサ出て行っちゃった。 へぇ、そ〜なんだ。我が家の飼い主って、ヤクがないと生きていけないらしいや。 ええーっ、毎日ボクの晩ゴハンに振りかけられてる、あの白い粉って、もしや…? う〜わ〜っ、アブナイ、アブナイ…。(注:消化吸収剤ですっ!) |
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2月8日(日) |
0時00分: <母>「チャーリー、キャブ〜。今夜はサブいから、みんなで一緒に寝ようか♪」 立ち入り禁止区域・寝室へのご招待を受けて、ボクもキャブ坊も大はしゃぎ〜っ! おとうさんベロベロ〜。おかあさんベロベロ〜。4匹お揃いで一緒に寝るのって、 初めてだよね。ベッドはちょい狭いけど、気分はサイコーッ。おやすみ〜。Zzz...。 0時30分: <父>「あっ、朝食用のダシ取っておくの忘れたっ。シイタケ冷やかして来よ。」 おとうさん、いきなりガバッと起き上がって、台所へ飛んでったよぉ。ボクちんも 目が覚めたついでに、オシッコでもして来ちゃお〜っと。ジャーッ、大量放出〜! <母>「ほらぁ、お腹も飾り毛も足の裏もビショビショだわ。拭かなくっちゃ。」 2時30分: ううぅ…、気持ちワル…、吐きそ…。どうしよぅ。とりあえず、お部屋に戻ろぅ。 <母>「あらら、チャーリー、どうしたのぉ? ワンコ部屋に戻っちゃうのぉ?」 うっ、ゲロゲロ〜、ゲロゲロ〜。 <母>「チャーリーッ! 大変っ! 気持ち悪いのね、全部吐いちゃいなさい。」 あ〜あ〜、カンガルーのサラミ、丸ごと吐いちゃったよぅ。も、もったいない…。 <母>「もう大丈夫? スッキリしたでしょ。さぁ寝室に戻った方がいいわよ。」 おかあさんは、雑巾とスプレーで、真夜中のお掃除タイムだ。ボク、見学してよ。 <母>「わざわざ自分の部屋に戻って来て吐くなんて、君もエラいよねぇ。でも、 トイレか、せめて廊下で吐いてくれたら、もっと助かったのになぁ…。」 ゴメンね…。あ、胃が引っくり返ったせいで、お腹もヘンだ。ウンチして寝よぅ。 3時00分: <キャブ>「ん〜、おかあしゃんとチャー兄ちゃん、どっか行ってたでしゅか〜? そ〜う〜だ。ボクちゃん、オシッコして来ま〜しゅ♪ ジョ〜ッ。」 <母>「キャブ〜。ベッドがオシッコ臭くなっちゃうから、さ、お腹拭こうね。」 4時00分: 電気敷き毛布と掛け布団にサンドイッチされてたら、ボク暑くなってきちゃった。 ベッドカバーの上に脱出しちゃお。この、ほどよいぬくもりがいいかも〜。Zzz...。 4時30分: <父>「グワ〜〜オッ! グワ〜〜オッ! グワ〜〜オッ!」 <キャブ>「おとうしゃんのイビキ、怪獣だじょ。お布団の中に避難しましゅ。」 5時30分: おかあさんの目覚まし時計が、ジリリーッ! あっ、おとうさんが止めちゃった。 おかあさん、起きなくっちゃだよ。ねぇ、いいのぉ? 全く起きる気配なしだ…。 また今日も朝寝坊だね。ボクらの朝ゴハンもお散歩も、遅くなっちゃうのかなぁ。 でも、こ〜んな、ほんわかムードを満喫しちゃうのも、たまには、いいよね〜〜♪ |
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2月7日(土) |
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<キャブ>「チャー兄ちゃん…。今日は、だいぶ冷え込みが厳しいでしゅねぇ。」 まったくなのだ…。ここんち貧乏だから、暖房費ケチッてるらしくて、部屋の中が 冷えきったままなんだよね。人間は着膨れしてるから、耐えられるんだろうけど、 ボクらには、この寒さ…、いくらワンコと言えども堪えますぜっ! なんだもん。 <キャブ>「夜寝る時じゃないと、ボクちゃん、パジャマ着せてもらえないし…。 お兄ちゃんのシッポ、あったかそ〜でしゅ。枕に貸して下しゃい。」 ちょっとだけよん。こうなりゃワンコ同士、ぬくもりを分かち合わなくっちゃね。 その代わり、次はボクの右腕、乗っけさせてくれない? ここまで冷えちゃうと、 体のアチコチに不具合が生じてくるらしいんだ。どうも肩こちゃったみたいでさ。 <キャブ>「ちょこっとだけでしゅよ。うぅ、かなり重いかも〜 なのだじょ。」 ひゅ〜、ラクちん〜。だいたい、この家で恒常的体温を保つのは、至難の業かも。 こんなんじゃ、無事に越冬できるかどうか…。いっそのこと冬眠でもするかなぁ。 |
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2月6日(金) |
<母>「チャーリー、今日はシャンプーしようね。」 げろ〜っ、シャンプーかぁ。でも、すっごく久し振りのような気がする…。 <母>「本当は先週の予定だったのに、のっぴきならない事情で延期したからね。 さすがに君の体も、ワイルド&スパイシーなニオイが充満してるわ〜。」 ああ、しばらくの間、おかあさんのお腹フニャラケてたもんね。今日は大丈夫〜? 途中でやっぱり痛くなったとか言って、ボクを泡ブクのまま放り出さないでよぉ。 <母>「薬のおかげかなぁ。ここんとこ、すいぶんと調子がいいのよ。そうだっ。 ついでにキャブの洗浄液借りて、君の耳もジャブジャブ洗っちゃおう!」 えっ、そんなん、余計なお世話と言うか、ありがた迷惑と言うか…。う〜わ〜っ、 耳の奥の奥まで冷たい液体が〜っ! こりゃあ、たまらんっ。ブルブルブルーッ! <母>「そうやってブルブルってすると、鼓膜の付近に溜まってる汚れが、一緒に 飛び出て来るんだって。キャブは今、一日おきにコレやってるのよぉ。」 キャブ坊ってば、こんな虐待されてんのか…。可哀想なヤツめ…。それにしちゃ、 相変わらずオチャラケ坊主だけどね。 <母>「これからシャンプーの度に、耳洗浄するわよん。綿棒よりラクでしょ。」 う〜ん。綿棒を突っ込まれるのも苦行だけど、このジャブジャブも勘弁なのだ…。 |
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2月5日(木) |
<キャブ>「兄貴っ、おはようござんしゅ。どうやら夜が明けたようでっしぇ〜。 いつの間にか、カーテンが開いとりますでしゅが…。」 んん〜、もう朝か…。ふぁ〜、よく寝たよぅ。ソファの方が寝心地いいのかなぁ。 <母>「ちょっと、君たち〜。今朝はヤケに寝ぼすけじゃないの。もう、とっくに 7時過ぎてるし。最近、腹時計壊れ気味なの? そろそろ朝ゴハンよ。」 いやぁ、ゴハンの時間も忘れて眠りこけてたのか…。我ながら、ウカツだったな、 イカン、イカン…。これって、もしかして、春眠暁を覚えずってヤツかもね。 <母>「立春は過ぎても、まだまだ世の中は、冬真っ只中だわよっ。」 そ〜かなぁ。ボクの動物的感覚は、もうすでに春の気配や匂いを感じてるもんね。 おかあさんって、そういうトコ、鈍感過ぎだよ。だから、花粉症にもならなきゃ、 風邪も引かない…。ある意味、幸せな人かもね。あ〜、あ〜、お腹すいた〜〜〜。 さ、ゴハン食べたら、お散歩の時間まで、また、た〜っぷり春眠むさぼっちゃお♪ |
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2月4日(水) |
<母>「ゴハン〜。待て。チャーリー、はい、いいよ。キャブ、はい、いいよ。」 <キャブ>「いただきましゅー! ペロリッ! ごちそうしゃまー! も〜ないじょ。 お兄ちゃん、まだ食べてるでしゅか。ちょっと分けて下しゃいな。」 やだっ、ジャマするなよぅ。急いで食べなくっちゃ、ガツガツ…、ふぅ、完食〜。 何だか、慌ただしい食事だなぁ。キャブ坊がいると、落ち着いて食べられないよ。 <母>「チャーリーは、アッと言う間にゴハン食べちゃうから、すごい早食いだと 思ってたけど、キャブは、アッと言う前に食べ終えちゃってるもんね。」 キャブ坊の早食いって、もう、《技》の領域だよね。どんなベロしてるんだろ…? <母>「キャブは、食べるのだけじゃなくて、コマンドに対する反応も素早いし、 走るのも速いし、全てにおいてスピーディなのよねぇ。だから、キャブが 来てからは、チャーリーが、とってもオットリ屋さんに思えるもの。」 ボクも、いっぱしのオトナになったって事かな。やっぱりジェントルマンたる者、 常にドッシリ構えてなくっちゃね。それに、おかあさん、グズとかノロマとかって 表現を避けて、あえてオットリなんて言ってくれちゃってさ。そのお心遣い、大変 痛み入ります。実にありがたや、ううぅ…。でも、そんなにボクって、とろい…? |
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2月3日(火) |
ぬわんだ〜? このキャブ坊のドンちゃん、妙なニオイがするよ。 <母>「ああ、それね。昨日、壮絶ドンちゃんバトル中に、キャブの乳歯が抜けて 血まみれになっちゃったのよ。これから洗濯しなくっちゃだわ。」 <キャブ>「なぬぅ!? コイツがボクちゃんの歯を奪ったのでしゅねっ。仕返し するでしゅから、キレイに顔洗って出直して来いっ!なのだじょ。」 歯が抜けるほどガブリついちゃうんだから…。ボクは、オモチャを血だらけにした 覚えなんて、ないもんなぁ。ところで、キャブ坊の乳歯って、何本抜けたの? <母>「今のところ、ちゃんとゲットできたのは6本なんだけど、もしかしたら、 掃除機に吸い込まれちゃったのも、あるんじゃないかしら。」 その、捕獲した歯はボクの分も全部、保管してあるんだよね。 <母>「うん。私の大事な宝物だもの。いつか、お守りにでもしようかなぁ。」 おかあさんって、ヘンな物コレクターだよね。でも、どうせなら、ボクの今までの 抜け毛をぜ〜んぶ集めておけば良かったのに。きっと、お布団の一枚くらいラクに 作れたんじゃないかなぁ。惜しかったね。ま、今からでも遅くないけどさ。プッ。 |
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2月2日(月) |
おかあさんは、今日も朝から行方不明〜。で、またお昼頃に戻って来たんだけど、 この間みたいに、そのままお散歩♪とはいかないらしい…。ボクちん、おりこうに お留守番してたのに、ど〜してぇ? <母>「チャーリー、ごめんね。雨降ってきちゃったから、お散歩お休みだわ。」 ヴ〜ッ! ゴハンとお散歩だけを楽しみに生きてるのにぃ、あ〜、何てこった…。 でも雨降りなら、しょ〜がないか。それよりも、おかあさん、ちょっと体の動きが 鈍いんじゃないのぉ。何かするたびに、ヨイショっとかイタタっとか、合いの手を 連呼してるし。まだお腹痛いのかなぁ。あれ、今度は腰まで押さえてるぅ。何だか おかあさんの体、おんぼろチックなのだ。その割には、よく食べるよね、ほんと。 そんなにチョコばっかりバクバクしてたら、今度は胃が痛くなっちゃうってばぁ。 お腹・腰・胃のトリプルパンチにやられちゃったら、絶対お散歩は無理だろうな。 ねぇ、ボクらのためにも、そのヤケ&バカ&ドカ喰い、ほどほどにしといてよね。 |
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2月1日(日) |
お散歩から帰って来てボクらを洗ってる最中に、おかあさん…、腹イタが悪化して またヘロヘロになちゃった。だから、今日のお出かけ予定は中止になったとかで、 みんな超だらり〜んモードだよ。幸い、キャブ坊は遊び疲れて、お部屋のベッドで 爆睡中〜。リビングのおとうさんをひとり占めしちゃう、ビッグチャンスなのだ! ボクがおとうさんをベロベロし始めると、たいていキャブ坊がジャマしに来る…。 ヤツはちっちゃい体を武器に、ボクとおとうさんの間にズルルンって潜り込むのが 得意なんだよね。で、ボクはすごすご引き下がって、負け犬呼ばわりされちゃう。 でも、今はボクが主役なのだッ! おとう&おかあさんとボクの3匹水入らずで、 こんなにくつろいじゃうの、久し振りだなぁ。昔はいつも、こうだったのにね…。 って、おセンチな気分に浸ってたら、な〜んか、シャカシャカ聞こえてきたよぅ。 <キャブ>「みなしゃ〜ん、ボクちゃんをのけ者にして、何してるでしゅか〜!? おと〜しゃ〜ん、ベロベロベロ〜〜。お口、塞いじゃうでしゅ〜。」 あ〜あ、また割り込まれちゃった。ま、さんざんおとうさんのコト独占したから、 そろそろキャブ坊に譲ってやるか…。でも絶対、負け犬なんかじゃないからねっ。 |