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12月の定期健診報告です。
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≪チャーリー≫
てんかんの発作から2週間経ち、
後遺症と思われるチック症状もだいぶ治まってきました。
念のために処方してもらっていた薬は、
もう少し様子をみて使わずに済みそうなら丸ごと冷凍保存します。
◇◇◇◇◇
以前からたまに咳はしていましたが、
ここ最近その頻度がいくぶん高まってきたような気がします。
咳込むのはたいてい明け方で、
先日なんて10回以上もたて続けにガハッガハッと…。
現在エースワーカーと併用中のフランドルは、
長く使っているうちに血管を拡張する効果が薄れてくるため、
今まで朝晩に半錠ずつだった服用量を1錠ずつに増やすことにしました。
「 でもなんとなく、チャーリーはしぶとく長生きしそう。」
そんなふうにポロっと漏らしたら、
たしかに今のところ本犬が自覚するような症状は出ていないし、
弁膜症のほうはこのままダラダラと進行していくのかもしれないけど、
「 いずれ心不全で腹水が溜まるんじゃねぇーかなぁー。それが心配。」
と主治医には言われました。
さてさて、この先どうなることやら…。
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≪キャブ≫
MVDはほとんど進行していないようです。
「 いつも家の中ではマッタリしてますか ? 」
と言われるほど心拍数が少ないおかげかもしれません。
暴れる時は暴れるんですけどね。
でも哺乳類では一生分の心拍数がだいたい決まっていて、
脈が速いと短命…という説もありますから、
なるべく心臓に負担が掛からないよう、
心拍数低めのまま効率的に(?)生きていってほしいです。
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体重 |
|
チャーリー | 7.0 s |
キャブ | 5.6 s |
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2011年12月16日
チャーリーの癲癇発作について (W)
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週末の真夜中…、0時半を回った頃、
チャーリーの全身を激しい痙攣が襲いました。
前回の発作から約1年半ぶり、
やはり何の前触れもなく突然のことでした。
2分間ほどの発作が治まると、
過去3回のケースではすぐに起き上がっていたのですが、
今回は横たわったまま動こうとせず、
しかも後ろ脚の硬直と軽いビクビクがずっと続いていて、
ちょっとオカシイな…と思っていたところ、
しばらくしたら再び本格的な痙攣が始まりました。
大声で遠吠えしながら口から白い泡を噴き、
失禁のためお腹周りはビショビショ…。
1回目よりも少し長めの発作でしたが、
それが鎮まると、ようやく朦朧としつつも正気を取り戻し、
ヨタヨタする足取りで家じゅうをウロウロ。
このリアクションはいつも通り、
放っておくと1時間くらいは落ち着きません。
ただ、深夜だし…寒いし…、
頃合いを見計らってベッドに強制連行しました。
ところが、
やっと寝息が聞えてきた頃、またしても口をガタガタさせ始めたので、
1回目の時と同じく慌ててペットシーツの上へ。
2時過ぎ、この夜3回目の発作でした。
かなり長く感じたのですが、3分以上は続いたでしょうか。
目を剥き、舌を出して喘ぎ、そして絶叫。
この時はンチも出ちゃいました。
こうして何度も痙攣と硬直を繰り返したことで、
心身ともに疲れ果ててしまった本犬は、
もはやウロつき回る余力もなし…。
立ち上がろうとしてはヨロめきながら倒れ込むので、
ベッドに入れてやったら、身じろぎもせずにグッタリでした。
夜の静寂の中、
せわしなく不整脈な心音を響かせつつ…。
そして、翌朝。
普段より元気がない様子で、体の動きも鈍く感じました。
病院へ連れて行ったところ、
まだ発作後の倦怠感が残っているうえ、
おそらく筋肉が壊れたことによる痛みもあるだろう…とのこと。
気圧の変化や外的な刺激などにも影響されがちな癲癇ゆえ、
現段階で原因の特定は難しいようですが、
もし心臓に起因しているのなら、
もっと頻発するはずだし、症状的にも多少異なるので、
脳の異常かもしれないと主治医は考えています。
ただし、それはMRI検査をしなければ断定できません。
今のチャーリーにMRIで異常が見つかるとすれば、
脊髄空洞症か…脳腫瘍か…。
いずれにしても根本的に治すことが困難なため、
結局は対症療法のみ。
なので、主治医も検査には消極的です。
心臓を患っているチャーリーの場合、
全身麻酔で眠ったまま二度と目を覚まさなくなるリスクが高いから…。
私も、原因を究明するためだけに、
あえて危険を伴うMRI検査を受けるつもりはありません。
となると、
あとは抗てんかん薬を使うべきか否か…、
という問題なのですが、
短時間に何度も発作を繰り返したチャーリーは、
薬の服用基準を満たしています。
でも、これまでの発症スパンを考えると、
まだ薬に頼らなくてもイケるのでは ?
という期待を込めて、もうしばらく様子を見ることにしました。
通常なら筋肉は数日で回復するそうですが、
大きな発作のあとで、体の方は再発しやすい状態にあるため、
当面は視覚や聴覚などを無駄に刺激しないよう、
細心の注意を払いたい思います。
2011年12月4日
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=追記=
チャーリーは昨日も今日も病院でした。
発作後から続いているチック症状が治まりません。
もしかしたら再発の前兆かもしれず、
やはり念のために抗てんかん薬を貰ってきました。
できれば自然に快復するのを待ちたいので、
まだ服用させるつもりはありませんが、
いざという時のことを考えると薬が手元にあれば安心です。
でもピクついたりフラついたりする以外は、
本犬いたって普通に元気 !
とにかく全身痙攣が起きないよう願っています。
( お散歩日記よ抜粋 )
2011年12月7日
11月の定期健診報告です。
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≪チャーリー≫
最近、毎日ではないのですが、
朝方になるとちょっと咳込んでいます。
ただ、季節の変わり目で咳が多くなる時期でもあり、
頻度的なことを考えると必ずしも心臓に起因する咳とも断定できず、
薬を増やすほどの深刻な状況ではなさそう…とのこと。
頭の後ろにできた小さなポチンも単なるイボのようなので、
とりあえずは放置です。
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≪キャブ≫
メインフードをニュータードケアに切り替えて以来、体重が下降気味…。
給餌量を少し調整してみます。
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体重 |
|
チャーリー | 7.0 s |
キャブ | 5.7 s |
検尿結果 |
pH ( 5.5−7.0 ) |
尿比重 ( 1.030以上 ) |
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チャーリー | 6.5 | 1.013 |
キャブ | 7.0 | 1.023 |
( カッコ内は参考正常値 ) |
10月の定期健診報告です。
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≪チャーリー≫
このところまた少し抜け毛が増えてきたチャーリー。
特に足先の薄毛が目立つようで、
「 後ろ足を舐めていませんか ? 」 と訊かれました。
先生、よく見てます。
でも、ただのハゲですから…。
本犬は全く気にしていませんし、
今までにも何度か原因不明の大量脱毛はあったので、
心配するほどのことではないようです。
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≪キャブ≫
まだたまに目が充血します。
抗炎症点眼剤を使うとすぐに治るのですが、
ちょっと目がデリケートになっているのかもしれません。(特に左目)
チャーリーと違ってキャブの目ヤニは目玉に貼りつくことが多いため、
どうしてもティッシュを突っ込むように拭い取ってしまいがち…。
その際に角膜を傷つけているような気がします。
白目の部分に比べると角膜はミクロの傷がつきやすいので、
目玉に浮いた目ヤニを除去したい場合は、
保湿剤や生理食塩水などで流してから処理するよう言われました。
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体重 |
|
チャーリー | 6.9 s |
キャブ | 5.7 s |
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2011年10月15日
9月の定期健診報告です。
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≪チャーリー≫
2週間ほど前に起きた左手足の部分発作。
実は何度か椎間板ヘルニアと診断された時にも
同じような症状に見舞われていたのですが、
ステロイドを投与した途端ケロっと治まってしまう点に
主治医はいささか疑問を感じていたらしく、
もしかすると、それも神経系の異常が原因だったのかもしれません。
キャバリアということを考えれば、
脊髄空洞症の可能性も…無きにしも非ず。
ただ、脊髄空洞症に関しては症状が多種多様に及ぶため、
見極めるのが非常に困難なのだそうです。
明確な診断を下すには、
少なくともMRI等での精密検査が必須。
でも今のところ、
そこまで深刻になるほどの症状・頻度ではありませんから、
安全な鎮痛剤だけ処方してもらいました。
以前テレビで脊髄空洞症のドキュメンタリーを観たのですが、
苦痛と闘う患犬キャバの姿が目に焼きついています。
本当に気の毒でした…。
いずれにしても老化によって脊髄の機能は低下するので、
重症化しないよう祈るのみです。
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≪キャブ≫
ここ最近、また目が充血してショボショボになりがちです。
ちょっと検査したところ、
やはり涙の量が減少していました。
右:18 左:16
15以上が正常値なのでギリギリセーフでドライアイではありませんが、
炎症を起こしやすいのは確かです。
効果的なマッサージや温湿布に加えて、
非ステロイド系の抗炎症点眼剤を常備することにしました。
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体重 |
|
チャーリー | 7.0 s |
キャブ | 5.8 s |
検尿の結果、2匹とも問題ありませんでした。
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2011年9月16日
8月の定期健診報告です。
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≪チャーリー≫
少し前から何となく白っぽくなったような気がしていた
チャーリーの目。
核硬化症だそうです。
今のところ白内障ほど病的な濁りはなく、
視力もしっかりしています。
要するに、加齢による現象…。
予防法もなければ、治療法もありません。
老化には抗いようもないのですが、
聴覚のほうがかなり衰えてしまったぶん、
視覚はできるだけ長持ちしてほしいと願っています。
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≪キャブ≫
夏休みに負傷した左手薬指の爪ですが、
幸い根元の部分が残っていますから、
また元通りにちゃんと生えてくるでしょう…とのこと。
目のほうも問題なさそうなので、
抗生物質(ゲンタマイシン)の点眼は中止します。
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体重 |
|
チャーリー | 7.0 s |
キャブ | 5.9 s |
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2011年8月19日
7月の定期健診報告です。
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≪チャーリー≫
そういや…
チャーの耳が遠くなっていることを主治医に告げていないなぁ…と、
初めて話題にしてみたところ、
先生も今までの健診では全く気づかなかったらしく、
頭の後ろでパン ! と両手を叩いても無反応なチャーの様子を見て、
少し驚いていました。
年齢的にも早すぎると…。
でもチャーに難聴の兆候があらわれ始めたのは7歳頃。
我が家としては一種の老化現象だと思い、
さほど深刻には考えていませんでした。
ただ一つ気掛かりだったのは、
何か話しかけても聴き取れないと不安になるんじゃないか…ということ。
それゆえチャーとはあんまりオシャベリしなくなっていました。
が、しかし。
聞こえなくなったり見えなくなったり…脳への刺激が失われると、
どんどん老化が進行してしまうため、
むしろ今まで以上にスキンシップをとりつつ、
ちゃんと顔を見て話しかけてやるべきなのだとか。
こちらの声は聞こえなくても、
相手にしてもらえていると感じることで脳が活性化するのだそうです。
もっと早く相談しとけば良かった…。
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≪キャブ≫
完全にフードを切り替えて約1ヶ月。
検尿の結果は特に異常ありませんでしたから、
ニュータードケアの継続決定です。
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体重 |
|
チャーリー | 7.0 s |
キャブ | 5.8 s |
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2011年7月16日
キャブの抜歯手術について。 ( その他 )
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途中で折れていた上前歯3本の処置は無事に終了。
したのですが、
チャーリーのように歯茎が痩せているわけでもないのに、
他にも何本かグラグラの歯があるそうです…。
歯が脆いのではなく噛む力が強いらしいので、
ロープ遊びの時なんかは気をつけないといけません。
それから、麻酔をかけたついでに、
唇(?)の左下にポチっとできていた小さなイボも、
レーザー切除してもらいました。
一週間ほど炎症止め&抗生物質を服用します。
◇◇◇◇◇
心臓のレントゲン結果。
計測数値は10.5で、
半年前の10.9よりもサイズダウンしていたものの、
画像を見るかぎりでは正面・側面とも明らかに大きくなっています。
これは僧帽弁閉鎖不全症のほうではなく、
心房中隔欠損症の影響。
雑音などの症状自体は特に変化ありませんが、
たった半年でこんなに肥大するのか…と、
いささかショックでした。
◇◇◇◇◇
前日、左目に結膜炎のような症状が見られ、
チャー用の消炎剤&保湿剤で処置したところ落ち着いたのですが、
念のために検査をお願いしました。
パっと見には異常なし。
昨夏は少なかった涙の量も、(右目18・左目10)
今回は左右ともに正常値の20以上でした。
ただ、全身麻酔で目が乾きやすくなっているため、
しばらくは使用中の点眼薬で保護すると効果的だそうです。
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先週末、チャーリーがグリニーズを食べていた場所に、
歯がコローンと転がっていました…。
今回抜けたのは左下。
先生に対策を相談したところ、
デンタルケアスプレーの≪リーバスリー≫を奨められました。
歯ブラシだと歯周ポケットの奥まで磨くのは無理ですが、
このスプレーなら一吹きで口腔内全体に成分が行き渡って、
歯垢を除去する効果も期待できるのだとか。
少しでも歯と歯茎の健康を維持するべく、
しばらく試してみようと思います。
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2011年6月27日
6月の定期健診報告です。
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≪チャーリー≫
数日前から外耳の赤みが気になっていたのですが、
モニターで耳の奥ぅ〜のほうまで確認させてもらったところ、
意外とキレイな皮膚でした。
この程度なら、
少し赤みを帯びている部分はビクタスで処置しつつ、
週に2.3回くらいクリーナーで拭けば充分。
洗浄しすぎても良くないそうです。
蒸れやすい季節ゆえ、
耳に限らず皮膚トラブルには気をつけないと…。
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≪キャブ≫
療法食pHコントロールから準療法食ニュータードケアへ、
今月初旬からフードを切り替え中のキャブ。
当面はオシッコの状態に要注意ですが、
今日の検尿はOKでした。
◇◇◇◇◇
また上の右前歯が折れているのを指摘されました。
真ん中の2本に続いて3本目。
赤く腫れた歯髄の状況から判断すると、
どうやら折れたばかりのようです。
食欲・元気ともに普段通りで、
痛がる様子も見受けられませんでしたし、
歯が小さいせいか歯磨きの時にすら全く気づかず…。
( 今後は老眼鏡かけて磨かなきゃ。)
既に欠けていた2本についても本来なら抜歯すべきなのに、
全身麻酔がネックになってずっと躊躇していました。
でも今回はかなり根元に近い部分から折れているため、
本当は痛いはず…とのことで手術を決断。
月末に3本併せて抜歯してもらいます。
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体重 |
|
チャーリー | 7.1 s |
キャブ | 5.8 s |
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2011年6月17日
5月の定期健診報告です。
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先月受けた血液生化学検査の結果が出ました。
キャブのワケあり血小板以外は、
2匹とも全て正常値。
一時期クレアチニンや尿素窒素の数値から腎臓病が疑われたチャーリーも、
今回は見事にクリアです。
◇◇◇◇◇
長引いていたキャブの大腸炎。
なんとか落ち着いたようなので、
MVDの投薬を再開することにしました。
同じエースワーカーでも、
以前より少し濃度レベルが低い0.5錠から始めます。
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体重 |
|
チャーリー | 6.9 s |
キャブ | 5.8 s |
タマちゃんズのホルマリン溶液を交換しました。
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2011年5月17日
4月の定期健診報告です。
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≪チャーリー≫
昨日、また下の前歯が1本抜けてしまいました。
歯そのものは綺麗なのに、
歯茎が痩せてきているのでしかたがありません。
あぁ、もったいない…。
◇◇◇◇◇
誕生月恒例、心臓の精密検査を受けました。
主治医は、本犬の様子とレントゲンを重要視していますが、
結論からいうと、前回の結果とほとんど変化なし。
昨年のレントゲン画像と比べても、
心臓のサイズ的な肥大化は全く見られず、
気道も押し上げられていません。
不整脈のせいか僧帽弁の逆流は、したりしなかったり。
最大時の逆流速度は6m近くで、まだまだ勢いがあります。
収縮率は正常値の4.2。
とはいえ、いくつか少し気になる点も…。
まず、血圧。
上 | 下 | |
1回目 | 189 | 138 |
10分後 | 164 | 98 |
犬の場合、上が160以下ならOKです。
今までは高い時でも150以下でした。
今日の数値が高血圧気味なのは間違いありません。
だからといって、ここで慌てて血圧降下剤を使うと、
現在服用中のエースワーカーにも血圧を下げる作用があるため、
低血圧症を引き起こす危険があるそうです。
なので、これから健診のたびに血圧を測定して、
今後の対処方法を見極めていきます。
次に、エコー。
左心房の僧帽弁以外に、大動脈弁の逆流も見つかりました。
かなり頻繁に逆流していますが、
これに対する単独の治療法はありませんから、
従来通りMVD薬で心臓の働きをフォローするのみ…。
もしかしたら、この大動脈弁の逆流が、
高血圧の原因になっているかもしれないそうです。
でも総括すれば、
すでに僧帽弁がビロ〜ンビロ〜ンな状態にもかかわらず、
チャーの心臓は良く頑張っている
! と。
現段階では、生活も治療も変える必要はありません。
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≪キャブ≫
大腸炎の薬を全て止めて約10日になりますが、経過はまずまず。
MVDの投薬については、
もうしばらく様子をみてから再開するつもりです。
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肛門の周囲が炎症気味で、
一見するとアトピー性皮膚炎のような症状…。
ただ、今のところ痒がるのはオシリだけなので、
おそらく部分的な肌荒れだろうとのこと。
昨日はビクタスを使いましたが、
むしろ毎日シャンプー後のドライヤーを控えて、
タオルドライしたあと保湿クリームを塗るほうがお奨めだそうです。
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体重 |
|
チャーリー | 6.8 s |
キャブ | 5.8 s |
検尿 |
|
チャーリー | pH 7.5 比重 1.020 |
キャブ | pH 6.5 比重 1.025 |
チャーリーはなぜか水分摂取量が減り、その影響で少し濃くなりました。
・ 狂犬病の予防接種 |
・ フィラリアの血液生化学検査を専門機関に依頼 |
3月の定期健診報告です。
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≪チャーリー≫
心臓・椎間板・発作…と、
たまにドカンと爆弾を投下してくれるチャーリーですが、
このところずっと体調は落ち着いています。
心音も特に変化なし。
「 地震、大丈夫でしたか ? 」
と聞かれたので、
全く気づかずに熟睡していた事実を伝えたところ、
余震が続くと心身に異常をきたす子が少なくない中、
鈍感なほうがチャーリー自身にとってはラクなはず…とのことで、
理想的な(?)ペットとしての太鼓判を捺されました。
もちろん、
「 犬としてはダメです。」
という犬でなしな烙印つきでしたけれど…。
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≪キャブ≫
最初の大腸炎から3週間。
1日3回のゴハンに加える水分量を減らし、
消化酵素や抗生物質を服用しているにもかかわらず、
未だに余韻を引きずっています。
下痢とまではいかないまでも、ミディアムレア的な軟便…。
当初から腸壁には異常がなく、出血も認められませんでしたが、
今日は念のために検便をしてもらいました。
菌のバランスは正常&染色検査も問題なし。
ということなので、
試しにMVDのエースワーカーを休薬することに。
そのうえで悪玉菌に作用する抗生物質を止め、
代わりに乳酸菌系の薬をエクセラーゼと併用してみます。
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体重 |
|
チャーリー | 6.8 s |
キャブ | 5.6 s |
検尿(比重) | |
チャーリー | 1.016 |
キャブ | 1.033 |
チャーリーは相変わらず薄めですが、
水分摂取量が減ったキャブは少し濃くなりました。
2月の定期健診報告です。
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≪チャーリー≫
先月は2匹とも体重が減少していました。
もともと細身の子は寒い時期になるとカロリー消費量が増えるため、
それに伴って体重が減る傾向にあるのだそうです。
なので少しフード量を多めにしてみたところ、
チャーリーいっきに大増量で7キロの大台に乗りました。
先生 「 どうして急に ? 今日ウンチしてないんじゃないの ? 」
はい、その通りでした…。
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≪キャブ≫
昨年末から続いた膀胱炎治療。
ようやくクランベリーのサプリも卒業です。
ただし今度は、
また手足の指先や肉球の間にマラセチア菌が…。
足先が赤くなって炎症を起こしやすいので、
最近はオイル系のモイスチャースプレーで保護していたつもりなのですが、
それがかえって良くなかったのかもしれません。
というわけで前回とは違う種類の薬を処方してもらいました。
何度も繰り返すタイプに効くそうです。
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体重 |
|
チャーリー | 7.0 s |
キャブ | 5.8 s |
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2011年2月18日
キャブの心臓精密検査の記録です。
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≪最終的な心拍数&血圧≫
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緊張していたせいかキャブにしては高めの数値ですが、
血圧は上が160以下なら問題ありません。
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≪レントゲン≫
2004年のレントゲン画像と比較して、ほぼ変化なし。
キャバリアの心臓は、
サイズ的なスタンダードが他の犬種よりも少し大きめ設定で、11.5以下。
キャブは9.8でした。 ( 2004年:10.1 )
胸幅に対する心臓の大きさは70%程度。
標準が65%前後なので肥大気味に見えますけれど、
もともと線が細いキャブの場合、それでOKとのこと。
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≪心電図≫
チャーリーの不整脈とは違う、呼吸性不整脈がみられました。
これは犬や猫なら当たり前の現象。
要するに正常です。
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≪心雑音レベル≫
解析結果は心電図のようにグラフ化されていて、
雑音が激しいほど黒いグジュグジュ(?)の波形が大きくなります。
これもチャーリーのグラフと比べると、
キャブのグジュグジュは明らかに小さな波形でした。
あえて雑音を文字で表すならば…、
ザザーッ ! ではなく、ザッ。
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≪超音波≫
僧帽弁が少し左心房に入り込む形で緩んでいました。
そのため弁が閉まるたびに
大動脈へ流れるはずの血液が左心房に逆流しています。
逆流速度は、秒速5.8m。
チャーリーが5mですから、それよりもまだ勢いがある証拠。
左心房の対大動脈比率は、約1.4倍。
標準が1.5倍程度なので、これもまずまずです。
ところで。
このエコー検査でたまたま、
左心房と右心房の間に小さな穴が開いているという
衝撃的な事実が発覚。
左心房の血液がその穴を通って
血圧の低い右心房に流れ込んでいました。
心房中隔欠損症。
何かの拍子に穴が開くことはまずありえないらしいので、
おそらく先天的な奇形…。
もちろん手術以外に治す方法はありません。
ただ、その状況で何も知らずに7年半も生きてきたわけで、
今さら特有の症状が現れるとは考えにくいそうです。
もし心房中隔欠損症が原因で異変が起きるとしたら、
左心房の血圧が下がって今とは逆に右心房から血液が流れ込んでくる時。
ますます左心房が肥大してしまいます。
でもそれはMVD自体の重症化を意味しているので、
同時に寿命も尽きるだろうと…。
喜ぶべきなのか悲しむべきなのか複雑だったりもしますが、
少なくとも現段階では
さほど深刻になる必要はないようです。
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キャブの僧帽弁閉鎖不全症は今のところ初期。
先生 「 まだ薬は飲まなくても大丈夫ですが、あとは飼い主さんの意思に任せます。」
ということなので、
チャーの時と同様、キャブにも薬を服用させるほうを選択しました。
エースワーカーを毎朝1錠。
血圧が下がってフラついたりする副作用が稀にみられるため、
まずは1週間分だけの処方です。
薬との相性がバッチリでありますように。
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2011年1月22日
1月の定期健診報告です。
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≪チャーリー≫
心臓病の投薬を始めてかれこれ4年。
突発的にドキリとさせられることはあったものの、
食欲や元気に関しては従来通り。
MVD特有の咳や疲れなどの症状も全くありません。
これは、MVD発症以前から使用している
サプリメント(ハートQ)の効果かもしれないとのこと。
実際ここまで長期間ハートQを飲み続けているワンコは、
チャーリーとキャブ以外にはいないのだそうです。
( 少なくとも主治医の患犬の中には… )
そして、もうひとつ心臓に良い影響を及ぼしているのは、
心拍数が少なめだということ。
病院での測定値は、100〜110。
家では精神的にもっと落ち着いているため、90前後。
( ちなみにキャブは60以下。)
そのおかげで心臓への負担が大きくならずに済んでいるようです。
ただし、10歳を過ぎると急激に悪化するケースも多く、
それなりの心構えだけは必要だと言われました。
あと2ヶ月半で10歳。
嬉しくもあり…切なくもあり…。
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≪キャブ≫
いまだ膀胱炎の治療中。
年末から抗生物質の服用頻度を段階的に減らしています。
年始の検尿では膀胱の細胞が検出されていましたが、
今回の結果は全く問題なし。
( 比重 : 1.040 )
抗生物質を1日おきから2日おきへ。
サプリは毎朝晩1錠ずつ今まで通り続けます。
◇◇◇◇◇
それから、
キャブもとうとう、
心雑音が出始めてしまいました。
近日中に精密検査をしてもらう予定です。
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体重 |
|
チャーリー | 6.7 s |
キャブ | 5.7 s |
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2011年1月17日