★ 歴史と浪漫の天草紀行 (2日目) ★





五足の靴文学遊歩道

明治40年に5人の詩人がたどった道を、そのまま保存した遊歩道です。
( 与謝野鉄幹・北原白秋・平野萬里・吉井勇・木下杢太郎 )

遊歩道は、所要時間50分と2時間の2コース。

意気揚々と歩き始めたものの、思いのほか険しい山道に呆然。 たった3分でリタイア…の我が家なのでした。


お父さんもお母さんもショボいねぇ… (チャー)   ボクちゃんもっと歩きたかったにゃー ! (キャブ)

いや〜でも晴れて良かった〜。 海が輝いてるよ〜。







妙見浦

天草西海岸を代表する岩礁。 国指定の名勝天然記念物です。

角度を変えると象の形に見える奇岩

その手前にある小さなビーチまで下りてみました。



↑ 浜の南側。 海水が見事に澄みきっています。↑



↓ 反対側はこんな感じ。↓
空も青けりゃ海も青〜い。 というよりも、少し緑がかってます〜。

地形的に波が穏やかで&サンゴ礁や亜熱帯魚も見られるため、人気のダイビングスポットになっているそうです。
この時も10人ほどのダイバーが潜る準備をしていました。







西平椿公園

約2万本の自生ヤブ椿が山の斜面を覆う、椿の群生地。
園内には、広場・東屋・遊歩道・展望台なども整備されています。

とりあえず東屋から東シナ海を眺めてみましょう。



ボクちんちょびっとビビっちょります… (チャー)



東屋の下には素晴らしく透明度の高い海が広がっています。
きれぇ〜きれぇ〜〜きれぇ〜〜〜 !




椿の展示園は、海と山に囲まれた絶好のロケーション。
しかし、時期がズレていたのか満開の花は少なかったです。 残念…。



秋一番 (関東) 乙女椿 (関東) ワーリンガ・ベル (イギリス)







大江天主堂

小高い丘の上に建つ白亜の教会。
昭和8年、フランス人宣教師ガルニエ神父が私財を投じて建てたそうです。

ボクらのこと見えてるぅ ?
( 美しいロマネスク建築 & CC連合 )



こちらの御方がガルニエ神父様です。




聖堂内は天井が高く装飾が煌びやかで厳粛な雰囲気。 こんな私でも心が洗われました。…ような気がします。

( 内部は撮影禁止だったため、絵ハガキです。)







崎津天主堂

羊角湾を臨む静かな港町に建つゴシック様式の教会。
昭和9年、フランス人宣教師ハルブ神父により改築されました。

重厚な尖塔が青空に映えています。




今度はちゃんと見えてるよね ?
( よく分かんない証拠写真 )



大江天主堂よりも幾分こぢんまりした聖堂内は…なんと畳敷き。 たまげました。

( 同じく内部は撮影禁止だったため、絵ハガキです。)







うしぶか公園

ひとやま丸ごと !? つーくらい広大な回遊式の公園。
ふれあい広場・展望広場・史跡広場などに加えて、テニスコートやゲートボール場もあります。

アスレチック広場
ドッグランできそうなくらい余裕の開放感です。



シンボル広場
( 文句ナシの逆光… )



桜木展望所
360度のパノラマビュー ! かすかに鹿児島県の本土が見えています。

なかなか目にすることができない感動的な眺望でした。


展望所のあとは日本庭園へレッツラゴー !




日本庭園
水源地跡の池を中心に、
滝や菖蒲池や松林などが配置されています。


そろそろ…おウチ帰る ?

はい。 ここで天草に別れを告げて、夕陽を眺めながら帰途につきました。







エピローグ

初日の悪天候には泣かされましたけれど、
翌日は気持ちよく晴れてくれたので、まぁオッケーでしょう。

とにかく天草は暖かい ! 南国植物が多かったのも納得です。
そして、
普通の日本的な景色の中にヒョコっと異国情緒が顔をのぞかせる
面白い所だと思います。

そのわりには、どこのスポットも観光客が少なくて意外でした。
三連休なのにこれで大丈夫なの ? って心配になるくらい。
我が家としてはスイスイ動けて楽チンでしたけどね…。

一番印象に残ったのは、初めて見た東シナ海の美しさかなぁ。
ぜひまた訪れてみたいです。
有明の夕陽






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